(旧暦 弥生七日)

これでトキワ荘の時代が完全に終わりましたか……。「藤子不二雄」というのは、漫画家さんの共同筆名のさきがけでしょう。 しかも、後の完全分業しているコンビやユニットと違って、AさんもFさんも単騎で漫画家としてやっていけるだけのものを当初からお持ち…

(旧暦 如月廿九日)

『日本のしきたりがまるごとわかる本』 晋遊舎ムック 妖之佑が長年に渡って(笑)様々な書籍などから集めて大学ノートや頭の中にまとめあげてきたのと同じ……いえ、それを遙かに上回る情報が、このムック一冊だけであっさり読めます。今までのあれこれは何だ…

不成就日 (旧暦 如月十八日)

『世界で一番美しいマンダラ図鑑』 正木晃/エクスナレッジ 「世界で一番」かどうかは知りませんが、綺麗な内容だと思います。いろいろな曼荼羅をカラーで見られるのは楽しいですね。 空海が日本に持ち帰った両部曼荼羅を始めとして。 極楽浄土を描いた所謂、…

(旧暦 如月十七日)

『たそがれにまにあえば 赤井さしみ作品集』 赤井さしみ/ハルタコミックス 帯にもあるとおり「ショートショート」の短編集です。一話一話が本当に短い。 ほぼほぼ作者の感性だけで進めてますね。センスのある人は、これができるから羨ましい。 絵柄も馴染み…

望、彼岸入り、大犯土 (旧暦 如月十六日、二の午)

『1日外出録ハンチョウ 13』 福本伸行・萩原天晴・上原求・新井和也/ヤンマガKC 怪談におけるオチの必要性については、知性派の大槻&小田切と体力派の板井&岩田とで意見が分かれたのは面白いですね。 オチを付けない謂わば投げっぱなしジャーマンな怪談…

己巳 (旧暦 如月十五日、涅槃会)

『まおーえる! 1』 闇儀式カルト/ブリーゼコミックス 言ってしまえば今流行りの「転生モノ」ですが。 そうですね。転生モノと人格入れ替わりモノを足して二で割った。って感じ。つか、そのもの。 社畜OLさんと魔王様が入れ替わって、それぞれドタバタを…

(旧暦 如月十一日、田打ち)

『蜘蛛子さん』のコミカライズを無料公開されてる間にコツコツと読み続けてますが。 先日の更新で一気に面白くなってきましたね。 なるほど。並列意思たちがそう来たか(魔王と融合した元体担当は別だから、主犯は魔法担当1号2号だね)。 しかも、蜘蛛子さ…

(旧暦 睦月十三日)

本宅にも書きましたけど。 鬼太郎の高校生時代を描いた『続ゲゲゲの鬼太郎』(角川文庫では『青春時代』)にて。 鬼太郎たちは二階建てのボロ家に住み、一階のみを使用、二階を人に貸して生活費の足しにしてました。 ところが、この入れ替わり立ち替わりの間…

初子、鏡開き、蔵開き、九星陽遁始め、天赦、甲子、一粒万倍日 (旧暦 師走九日)

『姫様“拷問”の時間です 8』 春原ロビンソン・ひらけい/ジャンプ コミックス プラス 動画よりライヴが良い。あたりまえのことです。 『こち亀』で、子供の運動会でも何でもカメラのファインダー越しにしか我が子の姿を見ていない録画マニアの父親を徹底的に…

冬至 (旧暦 霜月十九日)

『ジャヒー様はくじけない! 8』 昆布わかめ/ガンガンコミックスJOKER 付録の栞は、ジャヒー様のコスプレ。 最近雇った怪しいヤツですねこれ♪ ほぼアニメと同じ展開でした。 違うのは、ジャヒー様が開こうという新店舗用の物件探しだけでなく、ドゥルジさん…

納めの大師 (旧暦 霜月十八日)

『スライム倒して300年、知らないうちにレベルMAXになってました 10』 森田季節・シバユウスケ・紅緒/ガンガンコミックスONLINE ネタ切れではないのでしょうが。 あのキャラ登場には、びっくりしました。まさか出てくるとは思いもせんかった。 それはまあ…

下弦 (旧暦 長月廿四日)

『ハルヒ』の谷口って、実は黒幕の一人なんじゃないかと思うの。

一粒万倍日 (旧暦 長月廿三日)

コミカライズ版の蜘蛛子さんが、ついに……と言うか、ようやくアニメ化されていない部分に入りましたね。 原作本を読んでいない身としては、ここから未知の領域なので楽しみです。 つか、いきなりの大ゴマが鬼畜なんだが(笑)。

天しゃ (旧暦 長月廿二日)

『鬼太郎』関連の感想その他は、本宅にまとめました。http://ayanosuke.sakura.ne.jp/fushigi/uraniwa.html 買ってるうちに本がそこそこ増えたものですから(汗)。 いちいち日記じゃ、めんどくさい(笑)。

土用、望、恵比須講 (旧暦 長月十五日)

『渡り鳥とカタツムリ 3』 高津マコト/クランチコミックス 前巻、つぐみさんが目的地は日本海と言ってたから、諏訪からそのまま北上すると思ってたら、西に移動した模様で飛騨高山。そこから北へで富山、石川。 つまり日本海は日本海でも能登半島だったので…

(旧暦 長月十二日)

『ラーメン大好き小泉さん 10』 鳴見なる/バンブーコミックス きちんと取材(と言う名の堪能)をしたうえで、一話において複数軒のラーメンに触れる。 そりゃあ年一の刊行も仕方ないですよねぇ。連載のほうはチェックしてませんが、隔月ペースなのかな。 葱…

一粒万倍日 (旧暦 長月十一日)

これは勉強になります。https://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/2110/15/news030.html 記事ではネタとして扱われてるけど。 これって言ってしまえば、絵で示したプロットですよね。 これを提出して企画にOKが出たら長編として展開する。ってレベルで必要…

朔、不成就日 (旧暦 長月朔日)

『ダンジョン飯 11』 久井諒子/ハルタコミックス 予想通り。 有翼の獅子は悪魔で、黒幕だった。 で、踏ん切りの付かないライオスでなく、マルシルを次の獲物に選んだ。 しかも、カナリア隊の態度がアレすぎることもあって、マルシルは悪魔を味方と信じきって…

(旧暦 葉月廿四日)

『うどん団兵衛』という短編シリーズがありました。 腕の立つ素浪人・団兵衛が活躍する、シンプルな勧善懲悪時代劇です。 団兵衛は文無しで無類のうどん好きで図々しくお調子者。でも情に厚い。 池波正太郎さんの作品を劇画化したものと違い、完全オリジナル…

一粒万倍日 (旧暦 葉月廿二日)

『ゲゲゲの鬼太郎 死神大戦記』上下巻 水木しげる/角川文庫 少年マガジンでの闘いの日々に疲れ果てた鬼太郎が南の島に渡り隠居した「その後の鬼太郎」の正統続編です。 南の島でのんびり暮らしていた鬼太郎が、一時的に来日して事件解決にあたる物語。鬼太郎…

不成就日 (旧暦 葉月十八日)

『ゲゲゲの鬼太郎』5~7 水木しげる/中公文庫 これに同じく第4巻を加えることで、つまりは中公文庫の第4~7巻の四冊で『新編ゲゲゲの鬼太郎』および『鬼太郎地獄編』をコンプできます。収録順も、ほぼ掲載順に近い。 つまるところ、『水木しげるコレク…

秋分、彼岸中日 (旧暦 葉月十七日)

『水木しげるコレクション』全五巻 水木しげる/角川文庫 古本なのでカバーの仕様が新旧バラバラです。(;^_^A 第1巻に『鬼太郎地獄編』が。 第3巻に『雪姫ちゃんとゲゲゲの鬼太郎』が。 それぞれ全話収録。 また、青年誌で連載された『挑戦シリーズ!』から…

(旧暦 葉月十一日)

『1日外出録ハンチョウ 12』 福元伸行・萩原天晴・上原求・新井和也/ヤンマガKC 田舎暮らしなので街なかに見える高速道路の光というのは知らないんですよね。 夜景についてだけは都会のほうが上ですよねぇ。 D班班長、いたよ。やっぱり付き合いの苦手な…

一粒万倍日、鶴岡八幡宮流鏑馬 (旧暦 葉月十日)

『姫様“拷問”の時間です 7』 春原ロビンソン・ひらけい/ジャンプ コミックス プラス 姫様脳内会議には笑った。どこぞのハンチョウかよ。 しかも、捕虜姫、王女姫、騎士姫と、全員が阿呆だった♪ マオマオちゃん様は可愛い。 バニラちゃんも可愛い。 ウサギさ…

三隣亡 (旧暦 葉月九日)

『鬼太郎夜話』 水木しげる/ちくま文庫 こっちは、ちくま文庫を選んだ。 月刊ガロに連載された作品です。 内容的には貸本版の「幽霊一家」から「顔の中の敵」までをリメイクしたものと言えます。 一部にキャスト変更や省略もありますが、大筋では同じルート…

上弦 (旧暦 葉月八日)

『ゲゲゲの鬼太郎 3 鬼太郎のおばけ旅行』 水木しげる/中公文庫 けっきょく、中公文庫を選んだ。 カバーが鬼太郎、目玉親父ときて、ねずみ男がいないのも淋しいかと思い。(;^_^A 物語として、どのシリーズからの続きになるのか、よく判らないのですが。 冒…

不成就日 (旧暦 文月廿七日)

ここのところ、講談社漫画文庫『ゲゲゲの鬼太郎 5』の巻末資料と睨めっこしてます。 見れば見るほど凄い情報で、あらためて関東水木会すげー。 そのおかげでか、ぼんやりと見えてきたこと。 “鬼太郎サーガ”を大雑把に整理すると。※ 黒い鬼太郎 墓場鬼太郎(…

月遅れ地蔵盆 (旧暦 文月十七日)

『河童の三平』全三巻 水木しげる/角川文庫 ちくま文庫の“少年サンデー版”に対して、こちらは貸本時代の、つまり最初の『三平』です。 ちなみに、貸本版『三平』の「平」の字は“干+ソ”でなく“干+ハ”が正式(ネットで使えないんだよな、この旧字)。 内容と…

三隣亡 (旧暦 文月十二日、草市)

『悪魔くん』 水木しげる/角川文庫 『悪魔くん 千年王国』 『悪魔くん』 水木しげる/ちくま文庫 一緒くたにするのダメだったかな? 角川文庫のは貸本漫画時代のもの。 ちくま文庫の『千年王国』は少年ジャンプに連載された、貸本版のリメイク。 そして、ちく…

不成就日 (旧暦 文月十一日)

『ゲゲゲの鬼太郎』1、2 水木しげる/中公文庫 『鬼太郎』としては初のフルカラー作品であるアニメ第二期に連動してだったのでしょう。少年マガジンで、きっちり完結したはずの『鬼太郎』が、少年サンデーに移動しての復活。 その全十三話が、この1巻2巻…