下弦、二百二十日 (旧暦 文月廿三日)

余韻を引きずってる『渡り鳥とカタツムリ』(高津マコト著)。略して『わたカタ』だそうな。 ちょいとネットを駆使して、つぐみさんと雲平くんの旅を追いかけてみようと思い立ち。 つぐみさんと雲平くんが初めて出会ったのは、九十九里海岸は蓮沼に在る道の…

一粒万倍日 (旧暦 文月廿二日)

ほうほう、『ハルヒ』の新刊、来ますか。 九年ぶりとは思いませんでした。『驚愕』って、そんな前でしたか。はー。 アニメは「8」で良くも悪くも巷を騒がせたし。 原作は角川スニーカーから角川文庫へと進出したし。 そんなこんなで、またもスニーカーから…

八せん始め、一粒万倍日、不成就日 (旧暦 文月十九日)

『1日外出録ハンチョウ 9』 福本伸行・萩原天晴・上原求・新井和也/ヤンマガKC 『トネガワ』が終わったんだそうですね。読んでませんけど。 こっちは大丈夫なのかな? まあ、お二方ともカイジに出会うまでは絶好調だから……(爆)。 善光寺って一年前でし…

二百十日 (旧暦 文月十三日、迎え火)

『渡り鳥とカタツムリ 1』 高津マコト/クランチ コミックス 何と申しますか。演歌とか、あるいは昭和のホームドラマみたいなタイトルですね。 いえ、バカにしているのではなく、きっとそういう空気を求めているのではないかと感じたのです。 まあ、二つの単…

不成就日 (旧暦 文月十一日)

前巻から十ヶ月くらい? つまりは、ほぼ一年ぶりみたいなもんですかね。 待ち遠しかった。 『ラーメン大好き小泉さん 9』 鳴見なる/バンブーコミックス 今回、何か微妙な違和感を抱きました。 9巻の大半が雑誌横断企画の作品だったからなのですね。なるほ…

上弦 (旧暦 文月八日)

妖之佑にとっての経典と言えば、もちろんトキワ荘のお歴々による名作群です。 そして、『うる星やつら』は教科書かな。 で、参考書が『県立地球防衛軍』でした。 『下のほうの兄さん』 安永航一郎/BCモバMAN いやー、この人の本買うの久々ですわ♪ て言うか、…

(旧暦 文月七日、七夕)

う~ん。 ライターが見当違いや認識不足を露呈した記事を書くのは仕方ないとしても。 手綱を引くべき編集長とかデスクとかが、いないんでしょうか? そもそも、このライター、『うる星やつら』や『めぞん一刻』をラブコメと言うあたり、なーんにも判っちゃい…

(旧暦 文月二日、虫払い)

これも積ん読本。 たぶん十年近く積んだままだった。(;^_^A 『日本以外全部沈没 パニック短篇集』 筒井康隆/角川文庫 表題作『日本以外全部沈没』は、何とも酷いものである。そもそも小説の体裁をなしていない。ただただ、思いついたままを書き殴っただけの…

天一天上 (旧暦 水無月廿九日)

そりゃ行きたいですよ、某県庁所在地。 通販サイトを巡回するより、現物の並んだ店舗を巡るほうが楽しいに決まってます。 でも、行けない。万が一にもウイルスを持ち帰るわけにはいかない。ならば田舎に引っ込んだままでいるほうが安全度は高い。わざわざ人…

(旧暦 水無月十六日、嘉祥)

『姫様“拷問”の時間です 3』 春原ロビンソン・ひらけい/ジャンプ コミックス プラス あいかわらずの拷問三昧。 そんな生活に姫様も、すっかり馴染んで(聖剣エクスによる「全自動運転」という表現が最高♪)。 カバー絵で初めて判った、トーチャーさんの瞳の…

(旧暦 皐月廿八日)

『よーじょらいふ! 1』 あまー/バンブーコミックス 最初に言っておく。 妖之佑は炉ではない。ある程度の二次コンは認めるが、断じて呂ではない。ここ、重要ですから(鼻息)。 性転換モノ? 精神入れ替わりモノ? 生まれ変わりモノ? 単なる変身モノ? 実…

下弦 (旧暦 皐月廿三日)

名作ですよね、これは。https://news.yahoo.co.jp/articles/47d421e72c6fd416e1ce0f52faa4abe83d51ce2e 一作目が三十年以上前。 で、出たばかりの新刊が第五作目(すぐ買ったけど、まだ読んでない……)。 何とも気の長いシリーズです。 これを原作にしたNH…

(旧暦 皐月六日)

『ガンズ n' プライド 02』 伊藤イット/ヤングガンガンコミックス 待ちに待った第二巻(完)。 …………へ? (完)ですと? あちゃー。打ち切りですか? いや、さすがに最初っから全二巻予定じゃあなかったでしょー。 人気、出なかったのかなぁ…………。 例によっ…

不成就日 (旧暦 皐月五日、端午)

ふたたび『河童の三平』について。 あれから二ヶ月ほど。 読み返せば読み返すほど、さらにまた読みたくなるんですよね。 読み返しで感じたことをネタバレ含めて記しておきます。 畳んで保護色にもしておきます。駄文ですので、お読みになってから怒らないよ…

(旧暦 皐月三日)

『ビッグX』全三巻 手塚治虫/集英社文庫 これも、きちんと全話を読むのは初めて。 つか、この頃の作品って、どれも摘まみ喰いレベルなんだよなぁ。『ブラック・ジャック』と『009』と『バビル二世』くらいか、最初っから気合い入れて全話読んだのは(と…

朔、夏至 (旧暦 皐月朔日)

『おじさまと猫 5』 桜井海/ガンガンコミックスpixiv まずは、前巻の最後に出てきた親子にお詫びしなくてはならぬ。 「毒親」などと言って申し訳なかった。 あの黒いメインクーンは、てっきり飽きられて捨てられたものだと思い込んでたんだよ。 だってサー…

天しゃ (旧暦 閏卯月廿九日)

『ダンジョン飯 9』 九井諒子/ハルタコミックス いよいよ巻数二桁が目の前ですね。 たいへん失礼ながら、ここまで続くとは思っていませんでした。基本、ネタ系の作品という理解でしたから。 前にも増して、ストーリ重視のシリアス内容で。だからこそ続いて…

八せん始め (旧暦 卯月十七日)

ふむふむ。https://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/2005/01/news022.html 悩んだときは素直に発表順が妥当だと思います。リアルタイム読者に近い感覚で触れられますし、何より手塚先生がその順番で執筆・発表なさったことに意味や意図があるはずですから。 …

(旧暦 卯月八日、灌佛会)

『ジャヒー様はくじけない! 6』 昆布わかめ/ガンガンコミックスJOKER 何だろうなぁ。 主人公って誰だっけなぁ。 と思えるほどに、この巻は魔法少女推しでしたね。 魔法少女こと神宮きょうこちゃんが可愛くて可愛くて♪ いやまあ、ジャヒー様の立場で考えた…

壬生狂言 (旧暦 卯月七日)

『1日外出録ハンチョウ 8』 福本伸行・萩原天晴・上原求・新井和也/ヤンマガKC 「九州交流会」に、沼川の学友・黒木の姿がありましたね。次巻予告には二人で外出する様子がありますし。 反面、山本がいない。あいつだけ別の地下に配置換えさせられたかな…

一粒万倍日 (旧暦 卯月五日)

『幸せカナコの殺し屋生活 3』 若林稔弥/星界社COMICS 前巻以上にラブコメ路線に入りきってますね。 このお話は“明るくニコニコ暗殺”というのがキモと思っていただけに、ちょっとだけ残念かな。 そして、予想どおりカナコさんを狙うガチの殺し屋が急接近。 …

(旧暦 卯月三日、隠元禅師忌)

『河童の三平』 水木しげる/ちくま文庫 自覚なかったんですが。 自分、水木さんの漫画を買うのは、これが初めてです。 いえ、ご著書は何冊も購読してます。ただそれらが妖怪解説本とかエッセイ集とかだったというだけで。 漫画作品のほうは、漫画本の虫だっ…

おおー♪

雑誌『サライ』5月号の付録が凄いことになってます。 例によってアンテナの低い妖之佑は出遅れたんですが、それでも買うことができました。 興味ある人は、ぐぐってみておくんなまし。

啓蟄 (旧暦 如月十一日、田打ち)

第二巻の発売にからんで一巻も重版されると踏んでたのです。 手に入って、よかったよかった。 『少女終末旅行 公式アンソロジーコミック』1、2 原作・監修 つくみず/MFC タイトルのまんま。 漫画家さんたちが参加した、『少女終末旅行』のアンソロジー…

(旧暦 如月四日)

『ヒラ役人やって1500年、魔王の力で大臣にされちゃいました 2』 森田季節・村上メイシ・紅緒/ガンガンコミックスONLINE 『スライム倒して300年、知らないうちにレベルMAXになってました 6』 森田季節・シバユウスケ・紅緒/ガンガンコミックスONLINE そろ…

北野天満宮梅花祭 (旧暦 如月二日、二日灸)

『姫様“拷問”の時間です』1、2 春原ロビンソン・ひらけい/ジャンプ コミックス プラス 世界観の設定とか文化文明の整合性とか、そんな小難しいことなど一切考えずに読めばいい。そんな作品ですね。 回想シーンの「王女にして国王軍第三騎士団“騎士団長”」…

(旧暦 睦月十七日)

うーん……。https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200123-00010000-magmix-ent このライター、初期の『美味しんぼ』を痛烈批判してるわりに初期の『美味しんぼ』について最低限の調べ物すらしてませんね。 記事のために取材を受けたシェフさんは知らなくても…

立春 (旧暦 睦月十一日、鍬始め)

『社畜サキュバスの話』 ゲンツキ/MFC ノルマに追われる日々に疲れたサキュバスのリリと、ブラック企業に勤める黒木とが、たまたま出会い急速に接近、互いに癒やしを感じるハートフルなお話。 と言ってしまえば聞こえは良いのですが。何か釈然としないものを…

節分 (旧暦 睦月十日)

『おじさまと猫』3、4 桜井海/ガンガンコミックスpixiv “猫飼いあるある”だった1、2巻から変わって、3巻からは、おじさまの過去や、おじさまの周囲の掘り下げと、人間ドラマに移行しつつありますね。 この二冊について言えば、「毒親」がテーマと言って…

初水天宮 (旧暦 師走十一日)

『ガンズ n' プライド 01』 伊藤イット/ヤングガンガンコミックス あー。自分、こーゆーのをやりたかったんだな、たぶん。 と生意気にも思ってしまいました。まあ私にゃ、できる力量がないんですけどね。(;^_^A 黒髪ロングに前髪パッツンお姫様カットも超ど…