(旧暦 水無月十六日、嘉祥)

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 『姫様“拷問”の時間です 3』
  春原ロビンソン・ひらけい/ジャンプ コミックス プラス


 あいかわらずの拷問三昧。
 そんな生活に姫様も、すっかり馴染んで(聖剣エクスによる「全自動運転」という表現が最高♪)。

 カバー絵で初めて判った、トーチャーさんの瞳の色。赤だったんですね。モノクロでは金色みたく感じてましたよ勝手に。
 まあ魔物が赤目はデフォと言えばデフォですが。

 姫様、五ヱ門並みの剣裁きは格好良い。バカ顔だけど(笑)。

 チーズバーガーとチーズ載せハンバーグは、どちらが先だろうか。
 チーズ・イン・ハンバーグが最後発なのは、たぶんまちがいない。

 お妃様が美人すぎて降参でこざいます。
 そうか、マオマオちゃん様は成長すると、ああなるのか。

 魔界の大人気バーガーチェーン「リュウツナルド」。
 ロゴが“m”を模った、某有名バーガーに似てはいるものの、どうにも太い眉毛に見えてならない。
「高品質と斬新なサービスで店舗数を増やした」にも関わらず「急激な品質の低下と経営者の不祥事で」倒産した経緯からも、あの中年不良警察官の影が見え隠れする(大笑)。

「カシャカシャ」の名前は私も知らない。
 なので調べてみる。
 はい。「アイスクリームディッシャー」だそうです。Web って便利♪
 ところで、魔界の体温計や水温表示はデジタルなのに、なして、がちゃがちゃチャンネルの家具調テレビ?

 チーズバーガー食べながら陰陽コンビの相談受けてる姫様の胸にあるのは、あれですね。バナジウムで稼働する半永久機関、の模型グッズ。

 バニラは可愛いなあ。
 大人になった姿を見たい。たぶん、お妃様ともトーチャーさんともタメ張れるレベルになると思う♪
 で、大人状態で、もういっぺん「の…のるのか? 私も…?」の台詞と表情をいただけたら私は陥落しますたぶん。

 出張中のトーチャーさんがホテルの朝食バイキングを楽しむシーン。
 ホテルの人がバスケットを持って「ハニーバターパン焼きたてでーす!」と声を張るのが気になってしまいました。ご時世ですね。
 あの体勢ですと、焼きたてパンへの飛沫を完全排除できない。
 そう考えると、例えば「お待たせしました。冷たいカボチャのスープでございます」と運んでくるときも危険。カウンター越しに「へいっ、中トロ」と乗り出してくるのも危うさを否定できません。そもそも、バイキング形式そのものだって怪しい。喋りながら取る客、けっこういるもんなー。ズラリ並べてる手作りパン屋さんだって同じリスクあるやん。
 今まで問題視されなかっただけで実は、かなりの確率で「飛沫にまみれた焼きたてパン」等々を食していた可能性があるんですよね。
 前々から、回転寿司には疑問を持っていたのですよ。なので自分が行けるのは、例の透明ドームで寿司皿を覆っている店だけなのですよね。五皿ごとにガチャもできるし、あそこ(笑)。
 コロナ騒動がいちおうの終息を迎えて後も、店舗のスタッフさんは厨房だけでなく表でもマスク必須となるでしょうね。食品の剥き出し展示販売もダメでしょう。ウイルスの有無に関係なく、他人の飛沫なんて口に入れたくないもん。

 炒飯作りに「盾も鎧も溶かす超火力」の魔剣を使うなら、別の異世界ドワーフが持ってるアダマント製中華鍋を使えばいいと思うよ(爆)。

 回想シーンのお茶会で姫様と同席している一人。
 あいつ、これも回想シーンで姫様の背中に斬りつけた裏切り者やん!

 クッキー、美味しいよね。次はスコーンに挑戦しようか。
 つか、仕事場の仰々しい玉座などに比べ、魔王様のご自宅が庶民的すぎてもう。テーブルとか、ニ*リでお値打ち価格のヤツ買ってきた、みたいな。
「せかいいちおおきなクッキー」を目指すマオマオちゃん様の顔が邪悪で邪悪で♪

 卵かけご飯にゴマ油は知りませんでした。
 勉強になります。ウィッス。

 お妃様のご実家は書店なのだそうで。看板娘だったのでしょうか。
 魔王様との馴れ初めが気になります。

(以下、妄想開始)

 某アニメの設定資料集(初回限定特典付き)の発売日を失念していた魔王様。
 当然、通販は全滅。
 やむなく、時間を取っては正体を隠し自ら書店在庫を探し歩く日々。いや、「魔王」の威厳をこーゆーのに利用しちゃダメだから。
 ようやく、一軒の個人書店で発見するも、競争相手出現。どうやら同好の士ではなく背取りのようで、「こんな輩に渡すわけにはいかぬ」と頑張る魔王様。しばし本の引っ張り合いが続くが、「いかん、このままでは本が傷んでしまう。貴重な文化財を傷つけるわけには……」と泣く泣く手を開く魔王様。
 ところが、意気揚々とレジに立った背取り野郎を店員さんが一喝。
「本を大切にしない人には、お売りしません」
 その言葉と凜とした姿勢に見とれる魔王様のところに、その店員さんが来て「あなたのように本を大切にしてくれる人のところに行くのが、本も幸せです」と微笑む。
 全身に電撃が走った瞬間であった。

(以上、妄想終了)

 ご家庭では地味に主導権を取っているご様子の、お妃様。
 家族円満で何よりでございます。