七草、人日、大犯土、三隣亡、太宰府天満宮鷽替え鬼すべ (旧暦 霜月廿六日)

 NHKが給水情報など流していますが。
 一方で、地域によっては放送そのものが止まっていると聞きますし。
 そもそも停電してたら、TVなんて観られないですよね。

 となれば頼みの綱はラジオなんですが。 

 近いうちに民放は中波を停波しますし。
 NHKも第二を終わらせますし。

 FMなんて遠方には届かないわ、山などの障害物には激弱だわと、いざってときに使い物になりません。
 国内の中波がNHKの一波だけになるって、それでいいんですか?
 そのNHKも、放送法をいじりさえすれば、すぐにでも中波を捨てられます。つか、NHKが中波を残すのは、放送法の縛りがあって残さざるを得ないだけで。本音は地アナ同様、捨て去りたいはず。
 それでいいんですかね?

 中波なら受信機はどこにでもあるし、極限まで追い詰められた場合は無電源ラジオという最終選択肢もある。
 しかも中波は夜間なら遠方にも届く。つまり、地元局が被災で機能不全になったとしても、遠方の局から大切な情報を送ることができる。
 こんな強いインフラを消し去っていいはずがない。

 巷には「スマホさえあれば平気だラジオなんて要らない」と馬鹿ほざいてる脳天気もいますが。
 ネットは非常時には弱い。そのことは東日本でも証明されています。

 ちょっと違うけど、でも根本が同じな話として。
 デジタル相が、ここぞとばかりにマイナ保険証を推してますが。
 そもそも電波状況が悪い、電源確保もおぼつかない。そんな環境でデジタル・アイテムでどうしろと?
 こういうときこそ、紙の保険証が確実に決まってます。
 つーか、日本国民全員がスマホ持ちという前提で話してるのが大馬鹿すぎるわ。想像力ゼロどころかマイナスだね、あれは。

 より逆境に強いのは、原理の単純な物なのですよ。
 なので、そんなアナクロなシステムこそ、非常時の予備用としてでいいから、とにかく残すべきなのです。
 偉い人たちに人並みの脳味噌があるなら、そこのところをきちんと考えてほしいものです。