何年ぶり……とか言う話ではなく。自分的には初めてだったと思う、あんな長時間の停電。
いえ、21号のときの各被害地みたいな深刻な状況ではなかったのですよ。ただ単に夜間ずっと停電してただけで。
とは言え。TVも映らず、ネットにもつながらず、冷蔵庫も開けられず、風呂にも入れず。不安でしたね。
深夜の暴風雨の中、復旧作業にあたられた電力会社のかたがたには厚く御礼を申し上げます。m(_ _)m
扇風機すら使えず蒸し暑くて真っ暗闇の中、唯一の情報源がラジオでした(ケータイねーからよー)。
やはり、懐中電灯と一緒に身近に備えておくべきです、AC電源に頼らないラジオ。
実はね。
活躍したのですよ、あれが。
そう。
マキマキ様0号が!(2015年9月17日の日記参照)
NHK第一の台風情報を、ほぼ0号だけで聴いてましたよ。
で、いつものアニラジは、二千円の山善製防水ラジオで。
完っ璧。
あらためて、この0号とループ・アンテナの組み合わせが実用レベルだと実感しました。無電源ラジオすげー。電池切れを気にしなくていいのは心強いですね。
しかも。
選局つまみが百八十度しか回らない山善ラジオは、夜間ゆえ大陸や半島からの電波がすんげー入るために、目的の地元局に合わせるのが一苦労。
これに対して、同じく百八十度しか回らないにも関わらず、無電源の0号は感度が低いゆえ、そもそもが地元局しか入らない(笑)、よって結果的に選局が楽という♪
なお、完成度の低い1号だけでなく、3号も残念ながら役には立ちませんでした。
アンテナの関係で0号よりさらに低感度だからということではなく(少なくとも東海ラジオを聴くには充分な音量)、どうも繋いだ台湾製のイヤホンが安定しないっぽくて、長く聴いてると、ときどき音が途切れる(だから東海は防水ラジオで聴いた)。
それとも、イヤホンと並列にコンデンサ付けなかったのが、あかんかったのかな。
今回のことから。
一つで満足せず、部屋ごとに実用品レベルの無電源ラジオを設置しておくと便利かなと感じました。ラジオ本体はともかくループ・アンテナが場所を取るので、そのあたりの工夫(ループの小型化&効率化、あるいは別方式のアンテナ)が必要ですが。
トイレにも設置しておくと、きっと活躍すると思う。
それもこれも、アナログAM放送だからこそ可能なことです。
やはりラジオ放送はアナログAM方式を死守すべきだと思います。
デジタル化なんてダメです絶対に。
停電してる時間帯に録画予約してた『進撃』は、予想どおり台風情報と差し替えで、次週へ延期に。
こういうところは、さすがNHK。民放ならΓ枠に台風情報流しっぱで番組放送しただろうからなー。