まあ、格好についてだけの話ですね。
https://nlab.itmedia.co.jp/research/articles/1527336/
ぶっちゃけ。
変身ポーズに意味があるのは、改造人間や突然変異や先祖返りや憑依みたく身体そのものに変身能力がある場合に限られるわけで。
平成令和の大半が占める、アイテムを使って装着するだけの“変身”で、ポーズなんて無意味でありカッコ付けに過ぎないんですよね。「変身」と言う必要すら無い。
そう考えれば、電王やディケイドのように、ポーズを取らず淡々とアイテムを使うほうが、むしろ格好良いと思うのです。
まあ、自らを鼓舞する意味でポーズを取る、という意味もあるでしょうが。歌舞伎の大見得みたく。
思えば『龍騎』のとき「なんでみんな仰々しくポーズ取ってんだ?」とマジで思ったものでした。ホントはバックルにデッキを装填するだけでいいんだもんなあ。蓮のポーズに乗せられてライダー初心者の真司が無理矢理ぎこちなくポーズ取って「変身!」と叫んだのが微笑ましかった♪
響鬼さんたちなんて、実際に体が鬼へと変化するのにポーズ取らなかったんだぞ。
あー。
昭和ライダーで唯一、ストロンガーだけはシステム上、ポーズ不要(変身には両手の電極をショートさせるだけでOK)なのに、これ見よがしに変身ポーズ取りましたな。
あれは、わざとらしい口笛ともども、城茂の派手好きで目立ちたがりな性格を描写してのことだと、常々思ってます。はい。
対して、結城丈二は合理的な科学者らしく。
無意味な変身ポーズなど取らなかった。
本来、変身ポーズでなく外部コンピュータからのコマンドで変身するスーパー1は、ファイヤーコングに設備を破壊されたため、赤心少林拳の稽古を通じて己の身体を制御する術を会得した。
これは全ライダー中でも珍しいケースですね。