お偉いお偉い裁判長様はホーキング博士のずば抜けた優秀さをご存じないらしい。
https://news.yahoo.co.jp/pickup/6455348
障害者の平均賃金で算出なんてナンセンスもいいところです。
障害者の中にも優れた人はいっぱいいるし。
健常者の中にも、小学校で習う漢字も書けず九九すらできない輩はワラワラいる。
すべての労働賃金の平均から生涯賃金を算出する。至極シンプルあたりまえのことなんですが。
85%という数字を評価する声もあるようですが。
問題なのは数字ではなく、
「聴力障害は労働力に影響がない程度のものであったということはできない」
という文言でしょう。
聴力障害が職場のコミュニケーションの弊害となって労働効率にマイナス影響する。
という判事の主張からいけば、寡黙頑固な職人さんは労働効率が悪いことになる。
それどころかさ。
現実には、人の話をちっとも聞かない報連相のできないバカの分も、仕事を部下に丸投げして何もしない給料泥棒管理職の分も、健常者の平均賃金の算出に使われてるんですからねえ。
そこ、どう考えるよ?
ちなみに。
聴力じゃないけど。
著名人の中に、けっこうな数、発達障害の人いますからね。あの人らって、あたしらより遙かに稼いでますぜ。
あと、例えばサヴァン症候群の人は、その人の特性に合った職に就くと、とんでもない額を稼ぎます。
IT産業がデカくなって、しかもテレワークが普通になって、今後ますます個別サンプルでの健常者との出来高差はなくなり、業種によっては逆転も増える。
なのに、いつの時代の判決なんだか。
だからさ。
司法試験だけで判事にするんじゃなくて、十年くらいの社会経験を必須にすべきなんですよ。
現場現実を知らずに、なんで人を裁けるんですかね。
机に齧り付いて勉強して司法試験に受かって。それだけで、そんなに偉くなるもんなんですかね。