三隣亡 (旧暦 文月十八日)

 パニック・シーンの逃げ惑う群衆、何人か笑ってね?
 士の考えは「この収束した世界は破壊するが、人々は助ける」というもの。どうやってなのかは、まだ判らない。とにかく、士の作戦だとソウゴは生き残れないらしい。ここを想像すると、ジオウによって収束した世界が消えると、その中心にあるジオウすなわちソウゴは存在できなくなる、みたいなことなんだろうか。あるいは、ソウゴがオーマジオウの世界に飛んだまま 2019年の世界を書き換えるからソウゴは帰れなくなる、ってことなのかな……って、あれ? 『ビルド』でも似たような展開だったんだが?
 ソウゴが大叔父さんにカミングアウト。大叔父さん、普通の人でしたかー、残念。「本物の王様みたいだな」の台詞は泣ける。で、あの箱の中身が気になるんだが……。ソウゴの打ち明け話にびっくりしてる大叔父さんに言いたい。クジゴジ堂の下宿人三人とも仮面ライダーなんだぞ、店を訪れる「ソウゴくんのお友だち」も、たいがいライダーなんだぞ、と。
 時空を越えたトリニティでオーマジオウに対峙したときのウォズさんの心境も、さっぱり想像できません。ウォズさんの真意が、いまだに判明してませんからね。映画を観たら判るのかもですが、白P商法に乗ってたまるか、ですので、あえて観ません。観ないよ。観てたまるか。観なくても判るように作れ!
 オーマさんの言うことにゃ「スウォルツごときに世界を滅ぼす力など無い」そうで。スウォルツ氏としては、世界を収束させるのも破壊するのもジオウ頼みということらしい。何という丸投げ事業。
 チェイスは、やっぱり良い奴でした。ライダーにはならなかったものの、あいかわらず無意識に人間を守ってしまう……て言うか『ドライブ』本編もですが、チェイスは「人間を守る」のではなく「人間の女性を守る」んじゃねーの? たぶん友以外の男は助けないぞ、あいつ(笑)。でもなー、別世界からの召喚とは言え、またあんなシーンを見せられるのは辛い(涙)。あ、ということはドライブウォッチは映画で受け取ったんだな。
 タイムマジーンで過去(2068年だけど、今のツクヨミにとって、あれは過去だから)に飛んで、そこでブランクウォッチを渡すってのは、もう随分と見てなかった。これが『ジオウ』の基本ですからね。
 でもさでもさ、あのウォッチって、どこで手に入れた? そもそもツクヨミがライダーになるって、なんで? 士が知ってた? ウォズさんの本に書いてあった? ギリギリになって、えらい強引な展開を持ってきてくれたものです(苦笑)。
 オーマジオウも、どこか「悪」って感じじゃないんだよなぁ、やっぱり。何か別の真意があるように思えてなりません。
 次回、いよいよ最終回ですが、さてどう締めくくってくれるのか、期待と不安が入り混じります。
 まあ言わせてもらいますと。ソウゴが大叔父さんに「ただいま」って言える結末以外は観たくないね。





 ゲゲゲの森も酷暑でしたか。つか、あんな場所にまでヒートアイランド現象の影響が及んでいる? だとすると怖いな。あぁ、酔っぱらい爺さんの阿呆台詞は聞かなかったことにしよう。
 四将の一人、鬼童。なるほど、酒呑童子の子とはね。そりゃ強いわ。ったく、あのヤムチャ伊吹丸孫くん目玉親父よりもクリリン砂かけ婆よりも強いんだからなー。たぶんパンちゃんまなママダーブラ閻魔大王でも勝てない。
 いきなり首無し幽霊が出て戸惑いましたが、そういうことでしたか。まさかの、お涙頂戴ストーリ。
 鬼太郎はともかく、石動も話が判る(まあ、まったく歯が立たなかったからね)。おかげでハッピー・エンド(だよね?)でした。まさか自首するとは……。
 伊吹丸の言葉は、かつて鬼太郎が、まなに言った言葉に近いですね。妖怪と人は適度に離れているほうがいい、ってアレ。
 しっかし、閻魔大王は偉そうですな。そもそも不祥事の責任者でしょうに。