(旧暦 弥生廿七日)

 そう言えば、そうでした。
 旧作にて、ガミラス冥王星前線基地の反射衛星砲は、いったい何の目的で設置されていたのか? という疑問が巷にはあったのですよね。
 地球の戦艦ではガミラス艦にキズすら付けられない。しかも地球から冥王星に進軍してきても数週間かかる。
 そんな下等動物相手に、あんな仰々しい兵器が、どうして必要なのかが不明確だった。防衛目的にしちゃ軍事費かけすぎです。
 その矛盾を新作では、そう解決しましたか。なるほど、やられました。脱帽です。

 もう一点。
 旧作では冥王星編までは総統を含むガミラス人の肌が地球人と同じだったのに次の回から唐突に青くなってしまい、制作側でもドタバタして無理な演出で誤魔化した経緯がありました。
 そこを新作では、シュルツたちを別の民族(おそらくはガミラスに侵略され降伏し征服された人たち)とすることで解決しましたか。これも上手く考えたものですね。


 南部の性格が旧作とは別人ですね。
 あれじゃ単なるイヤミなウマシカ野郎だよ。