穀雨 (旧暦 弥生十一日)

 レギュラー四人の中で最も美形がボケ担当。
 これが『飯』の魅力ですな♪
 いやマルシル、絶対に気に入ってるやろカエルスーツ

 壁のひび割れからあんな顔が出たら、さすがのライオスも腰抜かしますわな。
 ライオスは魔術酔いと思ってるけど、あれって……。

 まああれだ。
 ダンジョンクリーナーってのは、∀ガンダムナノマシンみたいなものだね。便利。
「青虫と鉄とレモンをマジカルに混ぜたような」味ってのは例えになってるのか?

 ライオスを襲ったヤツを巷では牛鬼と言ってますが。
 ちゃんとライオスを、蜘蛛子さんがやるみたく糸巻きにしたので土蜘蛛だと判ります。
 思考停止の担当編集(ワールドガイドで「牛鬼」と表記してた。しかも「ぎゅうき」のルビまで付けやがって無知丸出し)や他の漫画家どもが水木ブランドを安易に模倣するのとは別格。さすが九井さんです!

 とりあえず、ライオスたちとシュローが再会。
 このシーンだけで無神経ライオスと寡黙真面目シュローの微妙な関係が伝わるんですよねえ。

 ついでに人間ヲタのカブルーも急接近。
 ライオスが人に興味無くて助かりましたね。
 あいつガチで、二度も助けた死体PT(カブルーたち)の顔を憶えてないからなあ。
 と同時に、カブルーの観察眼のおかげでもあります。ライオスの様子だけで、ライオスたちが白、少なくとも本人たちに犯罪を犯した意識が皆無だと理解してくれたのですから。もっと揉めると思っていただけに、原作でも肩すかしされましたっけ、ここ。

 シュローとマイヅルの関係も、物凄く判りやすく描かれてる。
 こんな短いシーンで、よくもあそこまで効率よく過不足なく。ホント流石としか。

 シュローがキレたシーンにて、シュロー自らが設定解説してくれました。
 この世界では古代魔術のことを黒魔術と呼び、重大な禁忌としている。あの口ぶりだと、犯した者は終身刑レベルかな。
 ただ、それを取り仕切っているのは「西のエルフ」。つまり世界全体のルールではない。あくまでも「世界の警察」を気取る U.S.A. ならぬエルフの勝手。おそらく軍事力が高いのでしょう、西のエルフ国家は。

 ラスト、ファリンの現状が少しだけ…………。
 次は大変だぞぉ。