『月曜から夜ふかし』の中で。
雪国での取材で。
「近所にマンションが建って、『うるさいから夜間に除雪機を動かすな』とクレームが来たから除雪機を使えない」
という爺様の言葉に、苛立ちを憶えました。
マンションが建つより前から、昼も夜も除雪機を使って、それでどうにかこうにか雪害を予防していたのに。
後から来た連中がデカい顔して「やるな」とは、厚顔無恥も極まれり。
「お寺の鐘がうるさい」ってのも、そうだけど。
なんで後から来たほうが偉そうにマウント取るんだかね。
優先順位が逆だろ。
この手のクレーマーの腐った頭でも理解できる例えをすると。
もう長いことそこで商売してる終夜営業のコンビニがあって。
その隣に新たに土地を買って自宅を建てた人が。
「迷惑だから夕方には店を閉めろ。照明すべて消せ」
と言ってきたとて、誰が相手するかっての。
もっと強めの例えなら。
古くからある風俗街。
そこに隣接して新たに保育施設を建てた経営者が。
「子供に悪影響だから余所へ移るか廃業しろ」
と言って、誰が相手にするかよ。
ってコト。
除雪機の件も、「こっちは昔からやっている。後から来てヤイヤイ言うな」で理屈は通ると思うんですよね。
まともな弁護士とまともな判事がいれば、裁判やったとして、マンション側の敗訴まちがいないはず(もしもマンション側が勝つなら、もう日本は終わってるよ)。
それともあれかな。
夜に除雪機を使ってきたのは、その爺様だけなのかな。
だとするなら、もし争っても勝てないかもなあ。
つか、そもそも日本では訴訟そのものが面倒くさいからなあ。
地域全体での集団訴訟なら勝てると思うんですよね。
夜にも除雪機の必要な土地柄だという事実を予め入居者に説明すべきは不動産屋だから、騒音の責任も不動産屋にあるはず。
なのに、先住者に責任を押し付けるなんざ、やっぱ日本終わってるわ。
この問題点。
ひょっとしたらマツコさんも触れたかもしれないな。
で、クソ忖度が機能して発言箇所をカットされた。
とかかもね。
『夜ふかし』は時間帯が早くなって、やっぱりパワーが落ちてる感じです。
気づけば、取り上げるネタが八つから三つに減ってるしー。