立冬、大犯土、不成就日、鞴祭、伏見稲荷火焚祭 (旧暦 長月廿五日)

 うろ憶えでここまでできれば、むしろ大したものです。

https://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/2311/08/news154.html

 確かに、ありえへん繋がりかたしてる箇所もありますけどね。
 でも冗談抜きに、これなら十二分に及第点だと思いますよ。
 普段から流れ作業的に習慣的に利用している人より遙かに詳しいと思う。
 よくここまで記憶なされた。

 ちなみに、愛知県民で最も名鉄に疎いのは名古屋市民です。まちがいなく。
 なぜなら、市内は地下鉄と市バスで、たいていの所に行けるから。残りもJRで補完すれば、ほぼ名鉄要らず(暴言♪)。

 名鉄の全路線がなんでこんなに複雑怪奇かと言いますと。
 無関係の別路線を積極的に吸収してきたからなんですよね。瀬戸線とか三河線とか、元々は別の鉄道会社だった。
 あと、豊橋駅にはJRの路線とホームを、豊田への途中までは名古屋市営地下鉄の路線を借りてるのも、複雑化の原因ですね。

 も一つ言いますと。
 名鉄は手当たり次第に買収した路線を割に合わないと見るやソッコーで廃線にします。
 岐阜市内の市電とか、谷汲線とかが、その被害者。

「すべての車輌を赤くするのが夢だ」と当時の社長が言ったと聞いて、「大丈夫か名鉄」と本気で心配した地元民の一人です。
 実際、その後に座席指定専用車両以外、特急も急行も準急も普通も全部が真っ赤になって、鉄ヲタでもない限り区別つけにくくなったものです。
 近年になり改善されましたけどね。

 展望車輌の元祖は?
 と問うと、全国区では「小田急ロマンスカー」と答えるでしょう。
 しかしながら、少なくとも営業運転の開始は、名鉄7000系パノラマカー」のほうが早いのですよ。
 この 7000系には先頭車両の客室内にニキシー管を使った速度表示が備わってたんだな。

 なまず(850系)や、いもむし(3400系)など、他社で見ない特徴的な“顔”の車両もありました(どこかで保存されてるのかな?)。
 見た目 7000系で中身が古い 800系という 7300系って変なのもあったっけ。
 見た目とディーゼル音のせいで、中途半端な知識層から「国鉄使い古しの払い下げ」という不幸な誤解をされていた、気動車の「北アルプス号」キハ8000系(国鉄高山線に直通運転する関係で、国鉄のキハ58系に規格を合わせていたのが誤解された原因……らしい)。
 犬山線犬山成田山犬山遊園(現・日本モンキーパーク)までは、跨座式のモノレールまで運行してましたし。
 その犬山線。かつては犬山遊園駅新鵜沼駅の間、木曽川を渡る橋が犬山橋一つしかなかったため、犬山遊園駅を出てから橋を渡りきるまでだけ“路面電車状態”だったんですよね。今では国道用の橋が追加され、元の犬山橋は鉄道専用となりましたが。
 名古屋駅小牧駅が地下駅なので、そこだけ“地下鉄状態”ですし。
 て言うか、豊田線なんて名古屋市営地下鉄に直通なので、車両は地下鉄完全準拠ですし。

 とにかく、1年戦争のジオン軍みたく、あれやこれやユニークな車両や運行形態が次々と。
 いったい何が「呼び水」になったんだ?(笑)

 まあユニークな鉄道会社ですよ名鉄は。