月遅れ迎え火、郡上徹夜おどり (旧暦 水無月廿七日)

 大智も、すっかり良い奴になってまあ。

 ケケラの願いによって、タイクーン以外のライダーが消されることに。
 で、祢音は招き猫に、ウィンは西洋南瓜に(復活以来TV本編では変身してないけど、ウィンはまだ仮面ライダー扱いなんだな)、そして道長は牛のぬいぐるみに……。
 いや待て。そのぬいぐるみって、バッファローじゃなくてバイソンだぞバイソン。バイソンとバッファローは別物だからな。ま、細かいことだけど。

「二十二歳無職、世界平和を願う自称仮面ライダー
 って、言いかた言いかた。
 これ世界中のモニターをジャックしてだから、景和が社会的に氏ぬぞ……。

 ケケラの本意が、ついに判りませんでした。
 前回、怒りまくった風なのに、帰りがスキップだったりと、自分に逆らう景和を喜んでいる節がありましたし。
 今回、最期の台詞が「天晴れ」ですからね。
 やっぱり、あれかな。
 推しを真の仮面ライダーに育てるために手段を選ばないタイプだったのかな。謂わば、究極に過激な星一徹
 ともかく、景和の覚悟に満足して消えたケケラ。

 一方、束縛を自らの力で引きちぎった英寿。
 これで、OPシーンの一つを回収しましたね。
 もう一つは次回、回収するっぽい。

 ジットなんて未来人は、そもそもいなかった。
 ジットの強さは、ラスボスの分身だったから。
 大魔王ゴースンから生み出された分身魔王デボノバみたいなモンか。

 そのジットも消えて。
 ついにスエル自ら動く。
 人々を次々と仮面ライダーにして殺し合いの世界にでもするのかな?

  信じる限り、
  世界は変えられる

 完結が近い。
 と感じさせる言葉ですね。



 次作品は、久々かな、カードで闘うライダーらしい。
 もう集めませんからねカード。