望、花祭 (旧暦 弥生十六日)

 小中高の想定外の長期休校は本人にも父兄にも負担だろうなと、お察しします。

 ですが、ここは視点を変えましょう。
 通常であれば長期のお休みは夏しかありません。それが春に発生した。なら、夏休みではできなかったことを今やる、という選択肢もあるんじゃないかと思います。
 いえ、妖之佑は根っからのインドア派なので、↑を言ってみながらも実は、春ならではの具体案を思いつかないんですが。でもまあ、戸建てのご家庭なら庭でできることもあるんじゃないかなーと。さすがに集合住宅だと厳しいかな。

 ええと。
 夏だの春だのを無視して。(をい
 夏休みには山ほど宿題がある。でも今は、ない(よね?)。
 なので、この期間を利用して普段なら難しいことに集中する、というのもアリじゃないでしょうか。

 さすがに生徒さんは違うかもしれませんが、例えば普段できない研究に没頭する論文を集中執筆する、そんな感じ。
 そうですね。高尚なので言えば、絵画、彫刻、作詞作曲、写経、語学の勉強などなどですが。
 もっと身近に。普段なら少ししかできないラノベ書きを徹底集中して初期ブーストのコンボ状態で某なろうとかに連日終日大量アップし続けるとか。あるいは、ずーっと構想していた大作漫画の執筆に着手するとか。あと、普段ならやらないレベルでの徹底的作り込みプラモを完成させるとか。膨大な分量の読書三昧、アニメや映画の視聴三昧というのもありでしょう。
 そーゆーの、一人ひとりの趣味嗜好に応じて様々あると思うのですよ。保護者のかたは良い顔しないでしょうが、格ゲーの特訓をして腕を上げプロを目指すというのも、この際だからいいんじゃないかと思います。
 外で遊べたら、お出かけできたら、選択肢の範囲もかなり広がるんですが、それはまあ仕方ない。我慢我慢。

 今の閉塞的状況を、自分の長所を徹底的に伸ばす好機だと、あえて無理矢理にでも前向きに考える。
 という選択肢もあるのだと思います。