パパイヤ鈴木さん演ずるオーナーは良い味出してますね。
病気がきっかけで仕事人間が一転、サボりのオーナー。
オーナーになるだけの金脈・人脈、あるいはド根性があるからできることで、たいていの人は体壊して失職からの転落人生ですよ。
なので素直に羨ましい。ばくはつしろ。
江ノ島丼は原作第一巻だから、そーとー昔ですぞ五郎さん。十年どころじゃない。
江ノ電、いっぺんは乗りたいものです。まー無理でしょうけどね。
湘南は少し陸側に進むと、あのとおり海の気配がすっかり消えて昭和の田舎町風になるんですよね。言ってたの『美の壺』だったかな。
独逸の家庭料理も前々から興味あるんですよね。
妖之祐の知識はソーセージとポテトのパンケーキくらいですから。ああ、あとザワークラウトね。
ザワークラウトも不思議な品ですよね。
日本も露西亜も野菜を丸ごと漬けるのに、細かく切ってから漬けるのが、とにかく不思議で不思議で。
まあ、キムチも切ったものを漬けるけど、あれはいろいろな材料が渾然一体となってるので切るのも不可解ではない。むしろ納得いく。
ドラマは、実際の店の人に倣った演技をする場合が多い(本物さんのご出演も、こちら側だね)のですが、たまにドラマが創作した店主・店員ってのが登場する。今回は、それ。相手が、かたせさんでは五郎さんもタジタジだよ。あんな接客だと、少なくともオイラは逃げる。
アップルパイにホイップクリームって思いつかんかったー。
やられたー。
ご兄弟そろって独逸から来日して家庭料理の店を六十二年も経営しておられる。
何がきっかけだったのか、あの店の裏側の“ドラマ”も、きっといろいろあったんでしょうね。