(旧暦 弥生十日)

 コーヒーが溢れるまで角砂糖を入れるって、何かの作品で見たような記憶が……はて?

 レストランΑGITΩ。
 懐かしいですね。『アギト』本編にて翔一はオーナー・シェフとなったわけですが。十七年経ってなお仏蘭西に修行に行くという、その情熱。頭が下がります。
 て言うか、なんで真魚ちゃんが店を切り盛り!? そりゃ定番の後日譚パターンではありますけどね。つーか今となっては、どうしてもナオミに見えて仕方ない。あの店でコーヒー頼んだら、えらい物が出てきそうで困る。(;^_^A
 ちなみに『アギト』本編の少なくとも台詞には「仮面ライダー」という用語は一切出ていないので、ソウゴが「仮面ライダーアギトに会いに来た」と言った際の、真魚の当惑な様子には「仮面ら……え? ナニソレ?」が含まれていたと思われ。あとで「変な子」認定してるし♪

 G3が未だ警視庁で稼働中とは、びっくりです。その映像がTVニュースに流れるのも、びっくりです。機密じゃないんかい!(G3襲われるの記事の隣にあった「世界最大級の食肉の祭典」の記事が気になって仕方ないぞ)
『アギト』最終話で尾室くんが就任したのは確か「G5ユニット」の主任だったはず……あー、G5計画が頓挫してG3に戻ったのかな。まあ、小沢主任なしにG3やG4を越えるシステムは出来んでしょうからなー。
 全国配備とかゆーとったし、あの量産型は、きっとG3マイルドの発展型だな。「尾室くんに扱える」イコール「誰にでも扱える」のアレ♪
 て言うか、G3の活動が継続してたんなら、この十七年間、何しとったんだ警察は!

 警官たちの前で堂々の変身は、ソウゴはともかく、少なくともウォズさんにしては軽率。
 その場の責任者が未確認生命体に理解のある尾室くんだから助かったものの(連絡先交換してたみたいだし♪)、そうでなければ不審者として捕まってますよ。いくらG3たちを助けてもね、それとこれとは話が別。怪しくてしかも強い武装市民を見逃すほど警察は甘くない。

 アナザーアギトは、見た目はまんまアナザーアギトでした。木野さんの。
 でも木野さんであるはずもなく(『アギト』本編にて木野さんは死亡)。なにせ吸血鬼やハリウッド型ゾンビみたく増殖するなんて、木野アギトには無い習性。木野アギトのアナザーではなく、木野アギトの複製アレンジといったあたりかな。あるいは、故人である木野さんをゾンビとして復活させた? いずれにしてもスウォルツ、どんだけ器用なんだよ。
 翔一が記憶も力も失っていないのは、スウォルツがアギトの力をまだ奪っていなかったから。いや、あんな派手に誘き寄せるより、仏蘭西に行ったらええやん、スウォルツ(笑)。

 そんな翔一が生身のままアナザー相手に闘うのも観ていてワクワクします。装着型ライダーでは、こうはいかない。スタッフ、判ってるねー。
 アギトに変身してからが、もうキレッキレやな♪ 平成でも早いうちのライダーはデザインがシンプルで、ゆえに動きやすそうで良いですね。特にクウガとアギトはブラック並みにスッキリしたシルエットで◎。
 往年の主役が久々登場で、しかも変身してくれる。前回の『剣』編と言い、これこそ『ジオウ』という企画のメイン・ディッシュですよ。力を失って以降の状態で客演した、たっくんや草加、真司などは、やっぱり物足りなかった。

 ツクヨミツクヨミなのは仮の名だったから。それでゲイツと違って名字が無かったのか。
 あの力はタイムジャッカーのものですから、元はタイムジャッカー? でもスウォルツが知らないってことは……?
 ジャッカー三人とウォズさんの声にエコーがかかっているのも気になりますね。前からでした?

 予告編にアギト・トリニティフォームですとっ!?
 一週間が待てません!!





 もう少し「ねこちゃん」で引っ張ると思ってたのに、メッチャ早く完全復活しましたね。トラツグミどもを迎撃したシーンは相変わらず素晴らしい♪
 で、小さくなってた間の黒歴史、ちゃんと記憶に残ってたのねん。負けるな、ねこ姉さん。
 て言うか、花子さんの温泉シーンは!?(涙)

 チョロ松は想像していたとおり。独りよがりの独善家ではなく、ちゃんと動機と理由のある、むしろ熱血漢。
 思いのほか饒舌で事情をちゃんと語ってくれたのも、ゲゲゲの鬼太郎が人助けしているという情報をある程度は評価している証でしょう。
 なので、鬼太郎とは対立と言うより獲物を争う関係になるわけですね。

 閻魔大王との取り引きがシンプルで、かえって意外でした。
 そーかー、地獄で不祥事があったのかー。あるいは手引きしたのって、ぬらりひょんかもね。
 残りは三将ですが、しばらくは出てこないのかな。