大つち (旧暦 卯月廿九日)

 隕石……じゃないよな。あれは小惑星クラスだよな。
 ウォズさん意外と絵が上手い♪ にしてもギンガウォッチ最強じゃね?

 士のコック姿を見たツクヨミの一瞬の反応が面白かったですね。
 で、ツクヨミはスウォルツ氏の妹? え? それで何でスウォルツ氏は今まで判らなかった? ツクヨミって幼少時から髪型も服装センスも変わってないというのに。ちょっと納得いかん部分ですな。
 それはともかく、幼女ツクヨミが「時間を超えてきた介入者」という言葉を口にしたことから類推すると、スウォルツ氏やツクヨミの家系は時間管理者みたいな役割を担う一族なのかもしれませんね。ある意味、デンライナーの同業者、あるいは商売敵。それで、あの力を持っているということか。スウォルツ氏は、そんな一族の責務・義務・宿命をぶち怖そうとしている?

 加賀美は、あっさり捕まるなよなー。
 作戦の要となるウォッチ二個をあっさり奪われ。
 それをウールが、あっさり取り返し。
 そこをスウォルツ氏が、あっさり没収。
 でもって、氏はツクヨミに手渡してくれる。
 ツクヨミはソウゴの元へ。
 何この回りくどい流れ?

 天を総べるあいつは豆腐探しに外国でもウロついてる模様。
 大人の事情のせいとは言え、『カブト』第一話でカブトゼクターにそっぽ向かれた加賀美が十数年越しにようやく認められたのは、納得できる展開だと思います……ガタックゼクターの立場がないけどな。
 
 影山の最期の台詞は本心なのか、それとも兄貴を思っての芝居なのか。
 そして矢さ車さんはまた、どこかへ消える。あそこは笑ってやったほうが親切だったのかな?

 カブトゼクターがカブトウォッチになってしまうとか、もう無茶苦茶。
 デンライナーがやってくるとか、もう滅茶苦茶。
 て言うか、アナザー電王は劇場版で……ああ、ウォッチはまだ貰ってなかったのか。

 CMで新フォームのネタバレするの、本当にやめようぜ。





 ありゃ大王イカじゃなくクラーケンだろ、どう見たって。

 第一話の超クールさからは到底、思いもよらなかった鬼太郎の、お間抜けぶり。
 これも、まなの影響か?(違っ

 あそこまでされても、ねずみ男を始末しないし縁切りもしない鬼太郎たちの感覚は人間には理解できませんね。
 まあ、蒲鉾になってさえ「酷い目に遭った」で済ます鬼太郎ですからね。

「おいくら万円?」
「ざっと一億」

 額を聞くと「げっ」となりますが。
 よーく考えると、とある天才無免許外科医は昭和の時代、治療不可能とされた患者を数百~数千万円の報酬で治してましたからね。
 蒲鉾の姿から完全復活できるなら、令和の一億円は、むしろ安いかもしれない。

「株、不動産、チョビットコインタックスヘイブン。資産運用は今どきの老人の常識」なんだそうですが、これ、素人が安易に手を出すと老後の蓄えすべて消えますぜ。
 つか、タックスヘイブンは、あかんやろ。

 でもって、惚れたメイドにいいように騙されて、すべてを失う半魚人。
 今期の場合、メイドが峰不二子だからね。そりゃ裏切られるのも道理だわ(笑)。
 使い捨てられた腹いせとは言え、ねずみ男もやりよる。
 二期のときは単に人間になったがゆえに発生した法的義務(納税や公共料金などなど)で責め立てられる展開だったけど、今期のどん底ぶりは容赦ねーなー。
 電池組の婚約破棄まで蒲鉾がらみというのは話が立体的で面白いですね。これは予想してなかった。

 資産運用、ブラック企業、バイトテロ、銀行の手のひら替えし、カネの切れ目が縁の切れ目、裏切りの応酬、そして「有れば便利。無ければ無いで、どうとでもなる。カネなんて、そんなもん」という社会風刺や時事ネタ、人生訓の山でございました。
 やっぱり、お金についてしっかりしてるのは女性ということですね。男は、たとえ稼いでいても使いかたが格好悪い。お婆と、ねずみ男は、その両極の具体例だな。

 なお。
 伝承上に「半魚人」なる日本妖怪は、いないんですよね。
 水木しげるさんご自身、妖怪解説本では「海女房」の項目にて、この蒲鉾作りの半魚人と同じデザイン画を使っておられます。