ネット上で、わりと(間接的に)見かける外国人の声。
「日本人は、なぜスイス時計を使うのか? セイコーやカシオがあるのに」
「日本人は、なぜドイツ車やアメリカ車に乗るのか? トヨタやホンダがあるのに」
口さがない日本人(推定)は「セイコーなんてスイスのパチもん」「トヨタなんてしょせん欧米車のコピー」という暴言まで吐きます。
その昔、わざわざ周囲に見せびらかす目的で左ハンドル車を選び、その結果、右折が下手な阿呆も、たしかにいました。
要するに、日本人の舶来コンプレックスは、いまだに解消されていない、ということに尽きるのでしょうか?
もちろん、本人のお金で何買おうと、その人の勝手ですし。ましてや、積極的理由で外国製品を選ぶのに何ら問題ないのは当然なのですよ。
そう言えば、妖之佑の持っている外国製品って何があるかな?
電球全盛期に買った、でっかい MAG-LITE(明るさはもちろんのこと、いざというときには自衛用の鈍器にもなるという理由もあった)。
SHURE のMMカートリッジ、Me97(本当は V15 が欲しかったのだが、捨て値だったこれで我慢)。
TIMEX のデジタル腕時計、IRONMAN(復刻版。なぜかデザインが気になって仕方なかった)。
JBL のPC用スピーカ、Pebbles(純粋にスペックと仕様と価格から合理的に選んで海外ブランドに決まったパターンは、これだけかな)。
Reisong の管球式アンプ、A10(昨年の日記に書いたヤツ。安さが最大の理由)。
Rollei の二眼レフ、Rolleiflex(もちろん中古。しかもレンズが換装されている非公式改造版……汗)。
PLAKTICA の一眼レフ、MTL5(東独逸のヤツね)。
Lomo のコンパクト・カメラ、LC-A(いわゆる「澪カメラ」♪)。
けっこう、あるな(高価な品は皆無ですが)。
筆記具や玩具、レコードやCDの輸入盤、あとW8の古いカメラも、それなりの数、海外ブランド品を入手しているがキリがないので、ここでは列挙しない(お高いの無いし、ね)。
数はあるけど。
車や腕時計で海外品を選ぶことは、たぶんないかなもう。
憧れは、ありますけどねもちろん。車なら現行の FIAT 500 とか、時計ならΩ とか BREITLING とか、とかとかとか。
昔の TAG HEUER に欲しい時計がありましたし、Delta HF Integrale や A112 ABARTH は維持面での心配がないなら今でも欲しいですよ。TANNOY の同軸は高くなりすぎて、さすがにもう諦めた……。
万年筆は、できたら買いたいなあ。