実は収穫は、まだあったのです♪
いかにも古そうなレンズ。
つか、妖之佑は古くて安いレンズしか買い(or え)ませんが(笑)。
表記が読めますかどうか。
「Takumar 1:5.6/200」、つまり「タクマー 200mm F5.6」ということ。
5.6 というF値のおかげで、フィルター径はタクマーの標準レンズと同じ 49mm です。汎用性の高いサイズで助かりますね。
絞り羽根は前方にあります。
つか、絞りリングが二つ? これ、「プリセット絞り」とか言うはずです。
前側のリングで撮影に使う絞り値をセット、すると後ろ側のリングは開放値と前側で設定した絞り値との間しか動けなくなります。
これで明るくしてーのピントや構図を決めて一瞬で絞り込むことができるわけです。後ろ側がフリーで滑らかな動きなのに対し、前側のプリセット用リングは数値ごとにカチッカチッと止まります。なので手探りで絞ってもプリセットの位置がズレたりはしないのですね。
この後のオート・タクマーやスーパー・タクマーでは根元に絞り込みレバーが付いて、絞りリングがプリセットも兼ねるようになり、さらにはボディ側の開放測光にも対応と、かなり便利になりました。が、タクマー時代では、シンプルながら重宝した構造だと思います。まあ、プリセット絞りそのものが他社のレンズでも使われていたポピュラーな仕組みでしたが。
で、これを何で使いましょう。
S2やSVというオーソドックスな選択はもちろんありますが……あー、そう言えば前にオクで、M42 → Micro4/3 のアダプタを買ったよなー。
似合わない。これはダメだ長すぎる。
こんな長いカメラを手持ちで背中の液晶覗いてマニュアル操作は、きついよ。電子ビューは必須ですね。
とは言え、とにかく似合わない。この組み合わせをぶら下げて外は歩きたくないな。(;^_^A
デジタルで使うなら一眼レフか、ミラーレスでも、しっかりしたファインダーの付いたカメラでないと苦しいし、外見的にも×ですね。
一方で、PEN みたいなデジタル一眼は広角との相性が良い、つまりライカM的な使いかたをすべし、というのを再認識できた気がします。
……よーするにデジタル一眼レフを買えと?
いや、いやいやいや(オクなんか見てないよーよーよー)。