天しゃ、小つち (旧暦 睦月六日)

 目の当たりにした超常現象を「最近の若い子たちは、そうなの?」で済ます大叔父さんのメンタル最強説(爆)。

 そうでした。ウォズさんは一月を丸々、口上できずにいたんですよねー。「祝え!」は去年のクリスマス、あの脚立以来か。
 ジオウII が過去と未来をコントロール、と言うよりは、過去や未来を見ることができるので臨機応変に小刻みに歴史改変が可能ということでしょうか。四季崎記紀が知ったら心底、羨む能力だな。

 そして自身の暗黒面を受け入れたソウゴと真司は、それぞれの未来へと歩み出す。真司と大久保さんがふざけて釣り堀に落ちかけたシーン、良かったな~♪
 悪い部分も必要なんだ、というのは『STAR TREK』(TOS)にも、ありました。たぶん、いろんな作品で取り上げられてるんじゃないかな。ピッコロと神様だって合体(というか再融合)して初めて、本来の力を得たわけだし。

「心配してない」とソウゴに微笑んでたツクヨミが、夜の大天空寺では腹くくったのが怖いですよ。いや、あれはソウゴを倒すべき敵と認定してるでしょ。
 終始ブレブレのゲイツに対して、ツクヨミがきっちり切り替えるのは、まさに男と女の違い。女性は、いざとなれば現実を直視したうえでドライに割り切った選択しますからね(一説には、子宮と乳房を持つがゆえ子供を守るための手段を選ばない傾向があるから、という話も。要するに、いちいち些末なことに悩んでたら子育てなんて出来ねーってコト)。





 ねこ姉さんが時事にも詳しいと判明。
 ニュース・サイトを巡回してるんやろな、毎日毎日。

「おとろし」と「おどろおどろ」は元々同じ妖怪だと思われます。外見が、まったく同じですからね。要は、数百年に渡る伝言ゲームで変化してしまった実例ではないかと。
 おとろしさんを神社の守り神的な存在とした解釈は、たぶん鳥山石燕の絵(鳥居の上に鎮座している様子)が元になっているものと思われます。なので、せいぜいが近世の新説。それ以前のおとろしは、その名からの語感のとおり恐ろしい妖怪だったはずです。
 物語ではオリジナルをおとろし、人間が変貌した言わばパチモンをおどろおどろとしたのでしょう。検証実験がことごとく失敗ってくだり、STAP細胞を思い出してしまいましたよ(苦笑)。

 最後の「許さない」は、今後への布石なのか、ストーリを単純な「退治して解決」にしないための締め括りなのか。
 あのクラス委員長、自殺志願者たちを父親の餌にしようとしたあたり、もしも布石なら、まなの身がメッチャ心配になるなぁ……。