自分で証人として召喚したり検察有利の証言させときながら、追いつめられた途端、人間だから半妖だから信用できないとか。
必死な百々爺が無様で笑う。
これも定番のエピソード、妖怪大裁判。
妖怪同士の闘いは各自の自由、思うままと思いきや、妖怪界にも法律があったという意外な設定。水木しげるさんは妖怪を人間臭く描かれるので楽しいですね。
なら、今までの妖怪の悪事、全部裁いてくださいよ大天狗様。鬼太郎が何回殺されかけたと思ってんですか。
にしても弁護側はともかく、検察側まで公でなく民間だというのは面白いですね。あれじゃ民事裁判の構図やん。
これもまた名無しの策略だったのが意外でした。人間だけでなく、まさか妖怪たちの敵意・邪念まで吸収するとは!
で、それを、まなの額に吹き込んで、これで「金」の刻印完了。残りは「水」。
暗黒面を限界まで注入され、まなが最凶ラスボス化させられる悪寒。
鼻毛縛りは……ヤだな。
色ボケふんどしと言えども同情するわー。
ねずみ男の刑罰が尻百叩きというのを軽いとする声もあるかもしれませんが。
たぶん叩くの天狗さんだからな。人間で言えば格闘家に叩かれるようなものだからな。「田中ー、タイキックー」レベルだからなきっと。
以上、烏天狗と木の葉天狗の区別がつかない妖之佑でした。まる。