オンキヨーの CBX-500 が壊れた。
と日記に書いたのが十ヶ月前(爆)。
先日、よーやくのこと新たな機器を導入しました。
ケンウッド CLX-30
これねー。
CBX-500 を買ったときに挙がっていた候補の一つなんですよねー。
つまり。
この機種、六年も続いてるってこと。いや、発売は 2011年だから七年だ!
検討した候補たちが他には一つも残っていない中、何というロングラン!!
で早速、使っているわけですが。
CBX-500 に比べてガタイが小さい分、どうしても低音が弱いです。そして高音が、きつい。
けど、それは音質調整でカバーできます。この調整、面白いことに高音と低音だけでなく中音もいじれるのですよ。なので、妖之佑は中低音を上げて、高音のみ、かなり絞ってます。これで、わりと聴けるようになりました。
尼などのレビューにある「リモコンがダメ」という理由が、よーく判りました。小さすぎます。これはリトルグレイでないと、まともにボタン押せんだろ!
ってほどにボタンが小さすぎるうえに配列が細かすぎます。これは使えんわー。
ガタイが小さいのは、逆に言えば設置の自由度がある、ということ。まあ、同じ場所に置くので、さして変わりませんが(笑)。
他のCDラジカセなどみたく取っ手があるのでポータブルに思えますが、何とAC電源専用です。つまり据え置き型。
バー・アンテナを内蔵せず、玩具のようなループ・アンテナで中波受信ってのは、最近の定番らしいですね。フェライトの分くらい値段に入れてくれてもいいんだけどなぁ。こーゆーところはケチらないでほしかった。
FM用のロッド・アンテナも最近の流行かチャチすぎます。我が家ではFMを満足に受信できません。先っぽにコードをつないでもノイズが増えるし……困ったなぁ。FM用の外部アンテナ端子くらい付けてくれてもバチ当たらんやろに。せっかくの録音機能が、これでは宝の持ち腐れですよ。
そう。録音機能。
これ、基本的にはCDラジオのカテゴリに入るのですが。
実は他に、SDカードとUSBメモリもソースとして再生できると同時に、この二メディアには録音もできるという優れモノ♪
音楽CDから録音できるので、自宅で聴く用と別に外出時用を作れるということですね。たぶんオイラは使わないと思うけど(CDから MP3 の変換はPCでするから)。
妖之佑的には、このSDやUSBからも再生できるというところが大きいです。要するに、SDとかでソースを作っておけば、CD再生部分が壊れたとしても、SD再生機、USB再生機として使い続けられるということですよ。ここに気がついていれば、六年前に、これ買ってたかもなー。(;^_^A
まあいい。
FM感度の悪さは、CBX-500 で充分に慣らされてるので、そこまで気にならない……と言うか諦めの境地なのですが。
そのついでに。長寿機種ゆえに実は、FM補完放送に対応していないのですよ、これ。つまりFM受信域が 76 〜 90MHz なのですね。FM電波が良く入る所の人は、ここ要注意です。この機種では補完放送を聴けません。
表示がFAXや複合プリンタみたく液晶の小窓になっているのが、CDラジオより高級感ありますが、見辛いかな少し。
その小窓を睨みつつ各種設定をリモコンでやらんといかんのが、ストレスですね。とにかくボタン群が細かすぎる。
作りが安っぽいのは樹脂製だから仕方ないとは言え、バブカセや往年のラジオカセット群に比べると淋しいですね。
その反面、実売二万円前後の価格で、ここまで多機能を盛り込めるのか、という感心。
技術の発展による功罪なんでしょうか。
所有欲を満たす魅力はありませんが。
純粋に実用品として見れば、良い品なんじゃないかなと思います。
あとは、どのくらい持つかですが…………(前にも言ったな、これ)。