大雪 (旧暦 神無月廿日、戎講、誓文払い)

 NHKとの契約が義務とか、最高裁は狂ってる。
「契約」とは双方の同意に基づくものなのに、それが「義務」って。視聴者側の同意が不要とか、イカれてやがる。悪徳商法と何ら変わらないシステムを司法が認めたってこと。この事実は大きすぎる。

 まあ、ある程度は予想してましたけどね。最高裁が国寄り公寄りの判決を下す傾向にあるのは、いつものことですから。
 でも、あそこまでバカな判決を出すとは思っていませんでした。せめて意見として「放送法が古すぎて今の時代に合っていない」という言葉が欲しかったです。裁判所は「NHKだけを観ない、ゆえにNHKと契約しない権利」について一切、触れずに済ませてますからね。ひどいものです。
 これもまた「忖度」でしょうか。ったく、司法がお上に忖度してどうしますか。それって、司法が自らの責任を放棄したに等しいです。
 ああ、やっぱり日本は社会主義国家なんですね。ならもう、いっそのこと「日本民主主義共和国」とでも改名したらいいよ(けッ)。

 悪名高い B-CASカードですが、これを使えば地上波でNHKのみを映らなくするなんてのも簡単なはず。
 地デジは、そもそもスクランブル電波で、それを B-CASカードが解除している。ので、NHKのみ解除しない設定もできるはずなんですよね。でも、それをしない。 B-CAS がNHKに忖度しているのでしょうか。
 もちろん、TV受像器側でも制御できるはずです。これは地アナ時代から言われていたこと。「NHKだけ映らないTVを売ってくれ」って。でも、やらない。メーカーが横並びでNHKに忖度しているのでしょうか。
 ああ、やっぱり日本は(以下同文

 この判決を後ろ盾にNHKが暴挙に出るようなら、我が家はもうTVを廃棄して解約しようかな。
 とすら思います。NHKはお金を無駄遣いしすぎてますよ。
「公共」を名乗って国民から広くお金をかき集めるなら、もっと倹約してくれないと。アナが高級そうな腕時計とかしてるの観るだけで受信料を払いたくなくなりますよ。
 て言うか、今のNHKで「公共」ですか? 妖之佑には、とうていそうは思えないんですけどね。少なくとも、お笑い芸人がバカ話するバラエティーが公共放送の番組だなんて、認めたくないです。『アトム・ザ・ビギニング』が公共ってのも変でしょ。いや、そもそも『紅白』だって今では公共じゃないっしょ。街頭テレビの時代じゃないんだから。

 むしろ国営化したほうがマシかもしれませんね。局員が公務員となれば、高給取りの総数も限られるでしょうから。
 せめて、国会が民意をきちんと反映してくれればねぇ、NHKの予算承認にも国民の意見が反映されるんですが……。

 腐敗している大相撲中継は観る気ゼロですし。
 騒がしいバラエティー番組は、そもそも観る価値ないですし。
 BSの番組を地上波で流すのは、ほぼ受信料の二重取り。
 しかも、オンデマンドなる有料サービスで、さらなる二重取り。
 民放で流されたアニメを持ってくるなんて、「受信料返せ!」レベルの手抜き仕事でしょ。

ブラタモリ』や『美の壺』や、今だと『人体』とか、もちろん好きな番組も多々ありますが。
 ラジオ放送がなくなっては困りますが。
 NHKの契約システム大嫌いの感情とで天秤にかけてて、今は微妙なバランス状態ですよ。いざとなれば切ってもいいや。くらいには立腹してます。

 報道とラジオ放送のみの低料金コースなんてのを用意してくれると嬉しいんですけどね。
 繰り返しになりますが、豪勢なビルや職員の贅沢のために高い受信料を払うなんて、ごめんですから。