(旧暦 閏皐月十日)

 自民ザマァ。
 ですね♪

 まー、ぶっちゃけますと妖之佑は小池さんも信用してません。あの人はポリシー皆無な政権渡り鳥ですから。
 豊洲問題の結論だって、豊洲と築地の両方を生かすなどという荒唐無稽な八方美人風見鶏政策ですし。幼稚という面では安部やそのお友だちと良い勝負だと思います。
 今後、自民から旨い汁をチラつかされたら自民との復縁も、ありえますよ。そういう人です。

 が、それでも小池ファーストの勝利は、めでたいですよ。
 これで都政での自民の発言力は皆無に等しくなった。万々歳です。
 妖之佑は都民ではありませんが、池上彰さんによれば都の予算は大国でない諸外国の国家予算に匹敵するそうですからね。となれば都政の国に対する影響力は半端ない。実際、都が運営するはずの東京五輪は日本全土を巻き込むわけですし。ですから日本国民の一人として都議会選挙の結果は重要なのですよ。

 しかし、自民の爺ィどもは性根が腐りきってますね。
 例えば、どこぞの地方選の、しかも補欠選挙ですら、自民が勝てば「国民の信を得られた」と公言して国政への燃料に使う。
 にも関わらず、今回の大敗を受けて「地方選と国政とは無関係だ」と、うそぶく。
 もうね、二枚舌の老害どもは氏んでくれ。

 期待しないと言いましたが、小池さんにはぜひとも、やっていただきたいことがあります。
 都議会では自民の言うことなど完全無視して、どんどん数の論理で粛々と議決を進めていただきたい。何なら選挙で協力的だった公明と組んで、すべて手続き省略で強行採決のみで決めてもいい。他の政党はともかく、自公には、それを批判する権利などありませんからね。
 ぜひとも実行していただきたいですね。そのときの自民の顔こそ見ものですよ。公明は国会での実績もあるので、強硬採決には快く協力するんじゃないかな?(笑)

 それにしても安部はバカですね。アキバでの、あの大失態。防衛相並みの愚行でしょあれ。
 自分を批判する意見に対して「こんな人たち」と言い「負けるわけにはいかない」「政治を任せられない」とまで。反対意見を、その存在すら一切認めないという本音が出ましたね。そのうち「自民を政権から落とそう」という選挙活動の会合に共謀罪を適用して警察を踏み込ませますよ、まちがいなく。
 その正体を、ご丁寧にも自らの言葉で有権者に明かしてくれた。いやー、ガチの大バカですな。

 しかも明けて今日、選挙結果を「叱咤」と表現してますが、本当に苦労知らずのボンボンですね。
 叱咤というのは相手の改善を期待する行為です。でも、今回の選挙結果は安部自民が都民から愛想つかされたってことですよ。そこが判っていないんだから、お花畑な頭をしている。
 管も同様。安部の「こんな人たち」発言について記者に質問されても「問題ない」の一点張り。反省の色もなければ、事態を理解してもいない。どこまで殿様姿勢なんだかね。
 おごる平家を思い出しましたよ。「平家でない者は人でない」ってね。

 一つ良い対応策を安部に伝授してやろう。
 衆院を解散させてから、諸々の責任を認めた遺書を書いて自宅で切腹しなされ。痛いのが嫌なら服毒でもよろしい。
 さすれば浪花節な日本の有権者は総選挙で自民を大勝させるでありましょう。いわゆる同情票というやつです(かつて大平総理が急逝なさったとき、そうだったよな。弔い選挙って形になって争点を誤魔化された)。
 支持政党を持たない浮動層の有権者なんて、その程度なのだよ。チョロいのだよ。