いや、もう本当にね。
勘弁してくださいよ、Windows 10 ……。
毎月毎月、Windows Update のたびに長時間に渡って回線占有されて、どーにもならんですよ。
しかも今回は最悪。
以前の日記でも触れました、Win 10 の実験機となってしまった(笑)、そしてついこの間までサブ機で、今は二軍に下がった命名・Ms.エポック(EPSON NY40S)が「KB4022715」のインスコを何度やっても失敗します。履歴を見ると、失敗のログがズラリと。orz
失敗のたびに更新の確認からやり直しなんて、非効率的すぎますよ。なんでマンスリーなんて超大型ファイルで配布するんだか。以前の方法なら、一個ずつでも成功していけば匍匐前進でも進んでいけるというのに……MS社の技術者は大馬鹿者に違いない。
ぐぐりましたところ。
ver.1607(「Anniversary Update」適用済み)は「KB4022715」で。
ver.1703(「Creators Update」適用済み)は「KB4022725」で。
それぞれインスコ失敗の実例が起こっているらしく。
気長に構えて成功するまで放置しろ、という悟りを開いたご意見もありますが。
その間、回線占有されては、メイン機で何もできません。
ここは意地でも手作業で解決するか、Win 7 にリカバリするか、PCを窓から捨てるか、です。
リカバリや捨てるのは最後の手段ということで。
Web で得た情報を元に、何とか足掻いてみました。
とにかく、勝手に起動してバックグラウンドで動き続ける Windows Update を、まずは黙らせる必要があります。ここも Win 10 の酷いところですよね。Pro では止められるらしいけど、一般的な Home でできないのは不親切。
あちこち探して、有益情報に行き当たりました。
ネットセキュリティブログさんの記事「「Windows 10 Home」のメジャーアップデートを延期する手順」にありました(感謝)。
ここで紹介されているフリーウェア「OS_UPdateSTOP」を使って、Windows Update の勝手な起動を禁止します。
ただ、これでは不十分。未だにしつこく裏側で動き続けてるヤツを止めねばなりません。
これには、2ch にある Microsoft Update 関連のログが、たいへんに役立ちました。ROM専ですが、この場で御礼を申し上げます。m(_ _)m
PC → 右クリック → 管理 → サービスとアプリケーション → サービス → Windows Update → プロパティ → 停止
Ms.エポックの Win Update は、なかなか停止してくれなかったのですが、ここは、じっと我慢の子。
タスクマネージャーから「svchost」を止めれば Win Update が止まるだろうことは判っているのですが、さすがにこれはリスキーでしょう。HDD アクセス中に電源ボタンを長押しするくらいに危ない気もせんでもない。Win Update が壊れちまってからの「Fix it」での修復がアテにならないのも、ヒトミちゃんPで経験済みですし。(;^_^A
シャットダウン、再起動、などなどあれこれ穏便な手順を試して、とにかく止めました。
プロパティで Win Update が止まっていることを確認してから、
Cドライヴ → プロパティ → 全般 → ディスククリーンアップ → 一覧から Windows Update らしきエラーにチェックマーク → クリーンアップ実行
これで、インスコに失敗した分のゴミを掃除します。
ここまで来て、ようやく下ごしらえが終了。
さて、ようやく更新のインスコ作業です。
オンラインで散々失敗したのですから、もちろんスタンドアロンです。
Microsoft Update カタログで必要な更新ファイルを探します。失敗した履歴のログから KB をコピペするのが確実ですね。
妖之佑は見事にまちがえたのですが、「差分」ではなく「累積」のほうを選んで落とします。あと「x86」か「x64」かも要確認。
いや、1GB もありますよ、KB4022715 。これでオンラインで何度もやり直しは、きっついです。一度ローカルに落としてしまえば、やり直しも、そこまで苦ではない……時間かかるけどね。それでも、Win Update 経由よりは、ずっと早いです。つか、Win 10 の Win Update ってダウンロードの総サイズとか出ないのが、ホント不親切ですね(怒)。
あとは落としたデカブツを実行するだけなのですが、ここで一つ注意。先に「OS_UPdateSTOP」で止めておいた Win Update を起動できるように、同じく「OS_UPdateSTOP」で元に戻してやります。どうやら、落としてきた KB のスタンドアロンでのインスコでも Win Update を利用するらしく。
これらの作業を済ませて再起動、あらためて更新の確認をして……つーか勝手に確認を始めやがって(笑)、「最新の状態」のお墨付きを頂戴しました。
あー、長かった。
でも、「OS_UPdateSTOP」の存在を知ったのは収穫でした。これで、Windows 10 Home でも、Windows Update の無闇やたらな起動を止められます。
何せ「Anniversary Update」で懲りましたからね。
「Creators Update」で同じようなドツボにハマりたくないですからね。