(旧暦 皐月廿二日)

 ニャンコ先生の縄跳びと、柊のノリの良さに感動した♪
 物語自体は次回が本題か。前後編構成は欲求不満が溜まる……。





 巨人体から自在に半身出したり会話までできるのかよ。
 エレンも訓練しないとね。

 鎧の巨人って、巨人どもに喰われるのな。
 そう言えば城跡でユミル巨人も襲われてたし、女形の巨人も自分の体を喰わせてたっけ。
 つまり巨人どもは、うなじにいる人間を感知して襲いかかってる、ということなのかな?
 で、それを利用したエルヴィン団長の奇策でございました。

 いやー、ライナーの指の間からベルトルさんを覗き見るミカサの目が素晴らしすぎるホラー映像で(爆)。
 もうサ、夜の学校のトイレの一番奥の個室にいたら、「ここでもない……ここでもない……」って声が近づいてきて「次に来る」っ、と思ってたら来なくて、気づいたら上から見下ろされてた! って怪談を思い出しましたよ。怖えぇっ。
 アルミンはアルミンで邪な顔して吹きまくる……ったく、どいつもこいつも(笑)。
 いや、片腕もがれてなお闘うエルヴィン団長も、充分にバケモノです。右肩喰われながら「進めえーっ」と命じ続ける団長は、一期二期合わせても屈指の迫力シーンですよね。あれほどの指揮官は二度と現れないでしょう。

 ベルトルさんは卑怯だよ。
 まー、ライナーみたく別人格って逃げ道がなかった分、辛かったのは理解できなくもない。
 が、その辛さを吐露する相手をまちがえてる。被害者である壁内の連中に愚痴るって筋違いも甚だしい。馬鹿野郎。
 こーゆー良い子ぶる野郎は、ホラー映画ならまちがいなく餌食になるタイプ。ほぉら、1.7m級巨人が見てる……。
 ただまあ、そんなベルトルさんの「悪魔の末裔」なる台詞で、敵勢力の言い分というか大儀が判ったね。やはり壁内を邪悪な国家・民族と見ている(あるいは、戦士たちにそう教えている)。

 で。
 生きてやがったのかよ、あの巨人……エレンとミカサには、きついな。
 そして同じく、あの巨人に見憶えのあるハンネスさんは、前回あたりから自らフラグ立てまくってる気がして心配です。

 さて、少しまた大胆な推理をしてみます。
 ↑でも触れたベルトルさんの「悪魔の末裔」という言葉。これが壁内の人々に向けられたのは、まちがいなく。つまり、ベルトルさん、ライナー、そしてアニが壁内に対してテロを行うのは、「悪魔の末裔」を完全に滅ぼすべしという正義を根拠にしている。つまり壁内にいるのは何かしらの末裔たちで、ライナーたちの組織あるいは国からは「悪」として忌み嫌われた一族の子孫。
 で、ここで前回のユミルの回想から思い出してみると、市中引き回しの刑を受けているユミルたちは市民の投石に血まみれでした。そこまで王「ユミル」の系統は市民から疎まれているということ。ユミルなる王もしくは王家が何をしたのかは判りませんが、とにかく心底憎まれている。あるいは現政権が市民に偽情報を流して、そうし向けただけかもしれませんが。とにかく市民たちは「ユミル」を憎んでいる。
「悪魔の末裔」と「ユミル」とが被るんですよね、その扱いについて。
 ここを思いきって同一であると解釈するなら、EDの1シーンが浮かび上がってきます。いろいろなシーンがあった後に、疲れた様子で荒野を進む一行の列。その進む先がどこかは描かれていませんでしたが……最終的に辿り着いたのは壁内なんじゃね? もしくは良い土地を見つけて壁を作った?(さすがに壁の新築には無理があるか) 浮浪児に「ユミル」と名付けて姫様を演じさせた、そしてそのユミルを崇拝していた人々、彼らと同じルーツを持つのがウォール教を中心とした壁内の人々なんじゃないのか?
 と、そんな予想をしてみました。

 ところでなんと。
 二期は1クールだそうで、次回でおしまい。
 嘘やろ。orz