炉開き、玄猪 (旧暦 神無月二日)

 毎日、PC触って、ネットに接続しているのに。
 にも関わらず情弱なんてのは、ザラにあるもので。

 て言うか、単なる私の怠慢と言うべきなんでしょうけどね、これ。

 いえね。
 ウチに貼り付けている借り物の Midi 音楽。
 このファイル型式が、ほぼ化石状態だということは判っていたつもりなのですが。
 それでもね。

 Firefox で再生できないとは、つい今しがたまで気づいてませんでしたよ!

 いや〜、自分で自分のサイトを定期的に確認していないのがバレバレですね。(;^_^A
 Vivaldi では再生できないだろうなと思ってましたが(つか、対応プラグイン入れてないから、あたりまえだ)。
 最近の FirefoxMidiプラグインを認識しないという事実は、ホントついさっき知りました。ついでに、MNG や JPEG2000 用のプラグインもスルーしてくれてますよ(苦笑)。
 面白いことに、同じエンジンの SeaMonkey だと、これらのプラグインをちゃんと認識してくれるのです。もちろん Midi も再生できます。だから気づかなかった(言い訳)。
 Mozilla は近いうちに Firefox から Flash 以外のプラグインを排除する方針なので、今さら対策したところで、ほぼ無意味ではあるのです。ええ、対応策は判っているのです。素直に QuickTime をインストールする、ってこと。こうするだけで、FirefoxMidi に出会うと QuickTime を起動させます。ただ、QuickTime は重たいし、アプデに時間がかかるし。それで以前、削除したんですよね。で、別に Midiプラグインを入れておいた。まさか、Firefox が、それを無視するようになるとは……。orz

 Midi は MP3 などと違って、自身に音源を持たない言わば楽譜みたいなものなので軽量。ために、Webサイトに適した音楽ファイルだったんですよね。
 それが、ブロードバンドさらには光回線と高速化が進み、ページの重さなんて誰も気にしなくなった(いや、オイラは気にするがな)。これにともない音楽も、再生するPC側に音源を依存すなわちPCによって音質が激変する Midi に取って代わって、MP3 などが主流になった。MP3 は、言ってみれば音源そのものですから、制作者の意図が歪められることだけはない。まあ、音質は再生環境で左右されますが、それはオーディオ機器で音楽CD聴くときも同じですから。

 とは言え、オルゴール的イメージの簡単な音楽再生できる Midi は魅力的なんですよね。大袈裟でないところが良い。
 なのに……ねぇ。
 時代は古きものに冷たいのですね。

 とりあえず、ウチのサイトでは Midi をそのままにしておきます。大半の現行ブラウザでは再生できないかもですが、それでも、そのままにしておきます。
 希に訪れるかもしれない聴ける人のために。