(旧暦 如月三日)

 艦娘とは、かつて沈んだ軍艦の魂を宿した者。

 とかいう説明が、第一話冒頭のナレーションにあったと記憶しているのです。
 それからしますと、赤城さんの見た悪夢は予知夢ではなく、かつて沈んだ空母・赤城の記憶ということになりますね。

 アニメ版『艦これ』の世界観って、ひょっとして、沈んだ無念を抱いているものの、その自覚を持たない艦娘たちの世界ってことなのかな?
 沈んだ過去に縛られていることを知らぬまま、終わりの見えぬ戦闘を続けている世界。
 だとすると、まるで、古戦場で夜な夜な合戦を繰り返す武者の地縛霊……。

 絶体絶命のあの状況から、どう締めるのかなぁ?(赤城さんと加賀さんが轟沈したら、暴動起きるんじゃね?)
 まさか、二期とか劇場版とかに丸投げってことは……まさかね。





 富野ガンダムにおける大気圏再突入は一大イベントになる法則。
 健在でした。
 あの戦艦、そもそも再突入を考慮して設計されてなかったっぽい(南無)。無事に突入できたとして、降りてから、どうするつもりだったのか……。
ホワイトベースはトンデモすぎますが、ザンジバルあたりは、よく考えられたデザインだと思いますね、あらためて)

 前回、ルインを説得していたマニィが、今回はベルに「死んで」と、お願いですか。
 ビーナス・グロゥブで、あれこれと見てきたんじゃないのか? いろいろと知ったんじゃないのか?
 なのに、すっかりクンタラ魂に縛られてる。
 この一週間(笑)に何があった?

 前からチラホラとは見受けられた、アイキャッチの割愛が、終盤にきて頻発していることからも、かなり詰め込んでいる感が強いのは仕方ないのかもしれません。
 つか、富野ガンダムを2クールで、というのがそもそも無理すぎたきらいはありますね。

 運行長官とお別れする際の、法皇様の“にぎにぎ”なバイバイが可愛らしかったです♪
 当初は胡散臭い黒幕だと決めつけていたのですが、法皇様、どうやら本当に良い人のようですね。





 街の人々が、つむじ風程度にしか認識しないって。タイプ・フォーミュラは加速装置並みなんですかね。
 脳の思考が、その速度についていけることに疑問符付きまくりですが……ま、まあ、ディメンションキャブ使用時なんて体が二分割されるからなー(苦笑)。

 ずっと円満に来ていた“兄弟”の関係に溝が生じるのか。
 剛の気持ちは理解できますね。装備面で「進兄さん」ばかりが優遇されている現状。加えて、マッハ登場時から描写されていた、“剛には時間がない”というやつ。
 焦りから剛が、いわゆる「闇墜ち」する可能性も否定できないと思います。とは言え、剛がロイミュードと結託することはあり得ないので、仮に闇墜ちするとしても、メディックが裏工作する形でしょうか。
 これに対して、生きていたチェイスが「人を守る」使命をもしも思い出した場合、マッハとチェイサーの対立構図を残したまま、立ち位置だけが逆転するという面白展開もありえるかな。