ミッチの黒化が止まらない件。
て言うか、元々の目的を見失ってますね、ミッチ。
そもそもが舞に惚れているがゆえの「舞を守る」ための言動あれこれだったはずが。
「舞を泣かせる紘汰」という認識が出来たため「紘汰さえいなければ」ばかりが先に立ち、今では単に「紘汰を亡き者に」のみ突っ走ってる。
オーバーロードに協力を仰ぐ、という紘汰の考えは選択肢の一つとしては、かなり救いのあるルートのはずで。それは兄さんも言っている。となれば本来なら、この方法を成功させるのが舞のためにもベストとなる。紘汰のことが気に喰わなくても、そこは感情を抑えて協力するのが本当。で、成功した直後にでも暗殺すればいい。それが真の大悪党というもの。
そこが、もはやミッチには見えていない。だから引き続き紘汰暗殺に動くし、兄さんを見殺しにするし。偏差値が高いわりにバカということで、しょせん小悪党なのでしょうか。
[新編]ほむほむは真っ黒になりはしたものの、目的だけは当初から一貫してブレていない。
ここがミッチとの決定的な違いでしょうね。
にしても、ゲネシス・ドライバーが誰でも使えるとは思いませんでした。てっきり使用者が限定されるものとばかり……。
ということは、ザックの使っている戦極ドライバーと同じ仕様なのですね。紘汰や戒斗のより改良したって意味なのかな?
ちなみに、ニセモノの斬月・真の正体、戒斗は見抜いてますね、たぶん。
見抜いてても紘汰に告げないのは、ミッチに言ったとおりで。紘汰の性格からして忠告しても無駄ということ。
にもかかわらず、憎まれ口を叩きつつ、ちゃんと紘汰を助ける。つか、そもそも店に居座ってたのも紘汰のガードが目的でしょ? 配達(マスターの求人ポスターが粋でしたな♪)に出る紘汰を見る目にせよ、ニセモノ斬月を見て「やはりな」と言ったことからしても、ミッチが罠をかけてくると予測していたのでしょう。
どんだけツンデレしてますか(笑)。
その戒斗の憎まれ口の中にあった「痛い目を見ないと判らない」という部分。
ミッチの台詞が、このタイミングで、こんな形で再登場したことに不穏さを感じます。
しかも、姉ちゃん久々の登場(1シーンだけって……冷遇されてますな〜)でしたし。
やっぱ、ミッチに狙われるんじゃないかな、姉ちゃん。たしかユグドラシル系列に勤めてるはずですし。むー。
ユグドラシルと言えば。
貴虎の籍が抹消されてて、今後のミッチの社内での立ち位置は、どうなるんですかね。戦極の直属ってことで問題ないのかな。
とは言うものの、ゲネシス組の誰一人として、ミッチなんて信用してませんぜ。シドの「ひどい奴だな」って台詞がすべてでしょう。家族を見捨てる外道なんて誰も信用しません。
ゲネシス組に参加する前から、ミッチは進学校の優等生とチーム鎧武のダンサーという二重生活、つまりは表裏のありすぎる人物だったというのはチェック済みでしょうし。
まだ利用価値のあるうちに(なくなるタイミングだとミッチも警戒するから)抹殺すべき、と考えてることでしょう。少なくともオイラなら、そうする。
一方、仲間を疑わなかったために命を落とした(とゲネシス組は思ってる)貴虎を笑った戦極が、シドに裏切られて大ショックを受けていたのは滑稽の極みでしたね。
実の兄をも裏切るミッチを警戒していたのに、もっと胡散臭いシドを疑いもしなかったなんて……理解できませんな。彼もミッチ同様、偏差値の高いバカなのかもしれん。
うなだれる戦極の背中を見て、「そろそろ見限りどきかな」と湊さん、思ってるかもよ。
さてと。
崖から落ちた兄さんですが。
死亡の描写がないので生存は確定していると思われます。つまりは再登場が必ずある、と。
では、どういう形で?
候補1
空腹に耐えかねて「ガオー!」。
無論、演出的に無意味なので×。
候補2
実は、落ちた所にたまたまクラックが発生しており、街に生還。頃合いを待って潜伏中。
無難だが、ご都合主義的なので視聴者(特に大きなお友達)に叩かれると思われ。
候補3
実は、落ちた所にたまたま量産型ドライバーが転がっていた。以前の戦闘でインベスに倒されたトルーパーの誰かの落とし物だろう。
無難だが、ご都合主義的なので……以下同文。
候補4
実は万が一の備えの意味で、ゲネシス・ドライバーの他に、戦極ドライバーも持ち歩いていた。
候補2、3同様、大きなお友達に叩かれそうですが、わりと良い案かもしれん。
候補5
オーバーロードと遭遇。彼らが前の戦闘で拾っていた量産型ドライバーを貰う。
これもご都合主義的だが、和睦への道につながる意味ではアリか。
候補6
紆余曲折を経て、オーバーロードとなって再登場。
人類がヘルヘイムの脅威に立ち向かうには、これくらいのインパクトある展開のほうが、いいかも。