『ルパン三世 princess of the breeze 〜隠された空中都市〜』
質的には上等でしょう。
声優陣交替前の数本が悪夢だったかのような。ね。
本気のルパンは、やっぱりメルセデス・ベンツSSKに乗らないとね。
それも、シリーズ二期みたいな完全防弾なんてシラける代物ではなく、撃たれたらちゃんと穴が空く車。それでこそルパン三世ですよ。
絵柄が第一期のキャラクター・デザインに準拠してくれており、それだけでも安心して観ていられます(ま、これはここ数年の傾向であり、今回に限ったことではないのですが)。
ただ……。
ちょぉっと宮崎アニメを意識しすぎかなー、と。
ストーリの基本構成は、かなり『カリオストロの城』で。各シーンでも、あっちから拝借したかのようなパーツが、ちらほら。
そして空賊は、まあいいとしてもです。ラストがまんま『ラピュタ』ですしね。
挿入曲・挿入歌に『炎のたからもの』を持ってきてる時点で、今回の監督は堂々と開き直ってると見ましたが、はてさて。
ところで。
予告を流した新作映画『ルパンvsコナン』が面白そうですよね。
これ、『まど☆マギ』の劇場でも予告編が流れてて、面白そうに感じているのですよ。どーすっかなー。