バドミントンで、決勝トーナメントの組み合わせを有利にすべく、予選リーグにて意図的に負け試合をした四組が失格処分となった件。
韓国のみ文句を言ってますが、あの中国ですら決定を真摯に受け入れてますから、やっぱり無気力試合は×ということですよ。
これにからんで、なでしこジャパンも、会場の移動を考えて、意図的に勝ちを捨てたとされています。
本当なら、恥じるべき姿勢です。勝ちに行かない試合なら、そもそもするなと言いたい。サポーターにも対戦相手にも失礼です。
ただ、これについては、倫敦五輪運営の姿勢にも問題があって。
試合のカードによっては、何百キロもの大移動という強行スケジュールを強いられてしまう試合会場それぞれの設置場所。これは、はっきり言って厳しく批難されるべきものです。一つの大会の中での移動距離が500kmとか900kmとかって、盆暮れの里帰りじゃあるまいし……。大英帝国も何考えてんですかね。
今後の五輪開催地を決める際には、こういった面もきちんと考慮に入れてほしいですね。
移動の問題、組み合わせの問題。
そういったあれこれを考えると、無気力試合をしたそれぞれの選手・チームの気持ちも理解はできるのですよ。明らかに不利になると判っている状況は、できれば避けたいですからね。
ですから、そういう構造をなくす責任が運営にはあるわけで。
無気力試合が生じた責任の半分は大会運営にあると断じます。運営には猛省していただきたいですね。