(旧暦 弥生五日)

 トリニティは電王クライマックスフォームと超人バロム・1を足して二で割ったようなシステムですな。
 ウォズさんの「たぶん」「きっと」が笑えた♪ 平静を装いながらも混乱してたんでしょーねー。

 何か、あれこれと凄い事になってる。

 あの物悲しい別れから十四年、ついに『剣』の物語が、まさかのハッピーエンドという形を迎えた(いや、小説版とかあるけど、いちおう特撮作品なんだから別媒体で完結ってのは認めない方向で。な)。
 ゲート魔法でも使ったのかという剣崎の瞬間移動とか、アナザーブレイドが誕生してもブレイドの記憶と力は消えないとか、アンデッドである剣崎も始もなぜか十四年分ちゃんと老けてるとか(笑)、ツッコミどころは多々ありますが。それでも二人が笑顔になれる結末は◎。
 今回、脚本が、かなり頑張ったと思います。
 アナザーブレイドブレイドとカリスの力を奪うことにより、剣崎は人間に戻り、始も人間に擬態していたことでジョーカー分だけ奪われて人間になる。
 アナザーブレイドもアンデッドとしてカウントするため活動するアンデッドが一体のみとなり、統制者はバトルファイトの終了を宣言、勝者がジョーカーという結果を受け世界を滅ぼそうと動く。この展開は『剣』終盤と同じで、剣崎がここで自身をジョーカーにし、バトルファイト終了を撤回させるという奇策に出る。代償は二人のジョーカー、剣崎と始が二度と出会わないように完全に別離すること。
 しかし、今は『ジオウ』の世界でもあるので、ジオウの反則的力が一人残ったアンデッドをぶち倒しバトルファイトを勝者無しという力ずくで終わらせる。よく考えましたね、こんな解決方法を。要するに、膠着試合を横からの強権で没収試合にした、みたいな?
 剣崎も始も、さらにはアナザーにされた天音ちゃんもバトルファイトのルールにガチガチに縛られてますからね。統制者の思惑に反するためには、ルールを無視できる強大な存在が必要だった。これは『剣』本編では絶対に出来ないことでした。
 ということで、アナザーブレイドを倒したジオウはブレイドとカリスの力を継承した、と。

 で、魔王にデレた白ウォズは自らの未来を放棄、魔王たちの作る未来に期待して消えた。
 ついでに、やはり黒幕はスウォルツ氏らしい。

 で、海東は、まるでオーマジオウのパシリみたくなってる。
 まあ、あいつのことは大嫌いだから、ゲスな行動してくれて一向に構わんよ。つか『ディケイド』でも、ときどき気まぐれに良い奴っぽい言動するのが、むしろムカついたんだよな。性格破綻したストーカー泥棒のクセに良い子ぶるから余計に腹が立つ。

 次回はアギト来ますかー!
 敵はアナザーアギト……え? いや、当時の『アギト』にアナザーアギトは、いましたが何か?
 そうだよ。アナザーアギトは木野さんなんだから、ウォッチで生み出されるアナザーは別の呼称を与えないと混乱するよ。
 で、どう呼べばいいんでしょ? (;^_^A

 つーか、オーマジオウの言によると、歴代平成ライダーすべて登場するようですね。
 進ノ介とかヒビキさんとか、大丈夫なんでしょうか? あー、弦ちゃんや晴人みたく、顔無しでやるかもだな。





 後ろからカランコロンと近づいて、実は前に回りこんでる。
 というのは鬼太郎の妖怪としての習性だな。まなとの初対面でも、やってたし♪

 なるほど。
 春休みは部活もないから生徒がおらず、花子さんは暇で仕方ないと。
 なのに用事が入った? 遅れてくるなんて許さん。期待してたのに温泉(爆)。

 それはまあ、ともかくとして。
 ねこ娘を連れ戻した件で、どうやら鬼太郎と親父さんは地獄側と何やら面倒な取り引きでもしたようですね。鏡爺ぃに何か捜し物を依頼してますし、そのことを子啼き爺ぃに訊かれて言葉を濁してもいましたし。
 で、ねこちゃん。予想どおりの幼児キャラでワガママで、つまり現場の引っかき回し役。ありゃ、ポルンと良い勝負だー。
 でも、元に戻ればそれはそれで問題なのか。砂かけのお婆がサラッと酷いこと言ったし(笑)。

 妖怪の声にノイズ・キャンセラーが効くというのは一見すると上手い手に思えますが……そもそも人を病にする妖怪の声って物理現象としての音波ではないですよね。かなり大きな声だったはずなのに寝ていたカンジくんは影響されなかった、というのがその証拠。なので電子機器でキャンセルできるというのは無理がある話です。あらかじめイヤホンに呪術をかけておいた、という描写か台詞があれば無問題だったのにな。
 そして、まさかの鬼の手だと!? おいおい、『鬼太郎』が後進の妖怪作品パクって、いいのかよ?
 鬼の手を使うリヴァイ兵長(夏目でもあるから、ややこしい♪)は、まだよく判らないキャラなので、しばらく生暖かく見守るしかないかと。
 ま、当面は鬼太郎陣営と激しく敵対するでしょうけどね。

 鵺は源三位頼政が退治したことで有名ですね(アイキャッチは、そのシーン)。昔の武将は強く勇敢だったんですよ、ええ。
 百鬼丸も『どろろ』最終話で鵺をやっつけてたっけ。
 要するに鵺は大物妖怪ということです。まあ、日本妖怪を知らない人には“和製キマイラ”だと言えば理解いただけるかと。

 残り三将は何なのか、今から興味ありますね。
 予想すると……何が来るのかなあ? 天狐とかは妖怪界でもかなり強いけど、邪悪な存在ではないし。まさか、ここで、ぬらりひょんを出す?
 とにかく鵺より強い妖怪なのは、まちがいないわけで。ほら、「奴は我ら四将の中でも最弱」ってパターンなのは確定してますからね(大笑)。