今度のジャマトはトランプ。
で、同じマーク二体を同時に倒さないと無効となる神経衰弱ゲーム。
それをデザイアグランプリ運営が宣言して、対策として二名タッグを組ませて、その通りのジャマトと闘わせる。
残っているライダーは五名なので、「顔出し声出しNG」の運営側ライダーを一人加えて三組にする。
オイコラ。ジャマトを寄越したのって、ぜってー運営自身だろ!? 用意周到すぎるぞ。
俺様主人公は、さすがの主人公補正で、仕組みを即座に見抜いて得点。
コンビを組む家出未遂娘も得点。
他者はゼロ。
で、運営側ライダーの使えなさに困った卑怯者オッサンが、組み合わせし直せるカードを使う模様。
就活生をハブらせて確実に落とす戦略らしい。
果たして、そう上手くいきますかな?
運営側ライダーが使い物にならないのなら、それは公平なゲームとは言えない。
むしろ、運営側ライダーって当たりクジなんじゃないのかな。要は使いかた次第で。
無得点で怒ったオッサンが運営側ライダーを叩くと運営側ライダーも叩き返した。
戦闘前でも、運営側ライダーの動きって、何と言うか自主性が見えなかった。オッサンに合わせてウロウロしてる感じで。
これ、ひょっとすると、理解したうえで動くとシンクロしてくれるんじゃね? 謂わばプレイヤーを支援するNPCみたいな(あるいは、運営側ライダーの中身ってジャマトだったり?)。
ギーツとナーゴが披露したとおり、神経衰弱ゲームでは二人の呼吸を合わせる必要がある。『エヴァ』のユニゾンみたく。
だとすると、運営側ライダーと組むと、タイミング合わせの呼吸が不要なのかもしれない。
オッサンの罠でハブられる就活生が、神経衰弱のルールとともに、そこに気づくかどうか。でしょうか。
それだけじゃなくてね。
孤高のイケメンは、その尖った言動のわりに実は良い奴という図式に則ったキャラらしい。回想シーンで、それが示されました。
ならば。
卑怯者オッサンの誘いに素直に乗るかな?
それに、就活生には良アイテムを譲ってもらった借りもある。
よって、就活生をハメ落とすことだけはしないと思われ。
キャラ的に言っても、次の退場は華の無いオッサンだろうしサー。
IDとレイズバックルには相性がある。
その力を活かしきれるかどうかは
使用者次第。
いや、ルールじゃねーしこれ。
ただの仕様だしこれ。
運営側ライダーのモチーフは南瓜(動物じゃないの初めてだな)。
見るからに、退場したパンダの色替えです。
そもそも、そのパンダも、第一話で即退場した白熊の塗り替えでしたし。
つまり、この被り物だけは使い回す気満々ということですね。
冬にはお餅や雪達磨、来夏には西瓜になったりして♪