小寒、六日年越 (旧暦 師走十三日)

 国民年金の支給開始年齢を引き上げる問題。

 今は65歳を70歳にって言ってますがね。
 じきに75歳にって言い出しますよ。
 だって、すでに自転車操業状態ですから……。

 政府は「希望する社員を定年後も雇用する義務を企業に課す」とかほざいてますが。
 できるわけねーっての。
 愚かな役人どもは、労働基準法だって昔っから守られていない現実を知らないですからね。
 中小企業で労働時間や休日日数を守ってる所なんて稀少です。
 中小企業で雇用保険に入ってない所は多々あります。
 中小企業で労災に入ってない所も枚挙にいとまがない。
 中小企業で、まともに有給休暇なんて取れるわけありません。

 つまり。
「希望する社員は定年後も雇用する義務」ったって、無視されるか、形骸化するのが目に見えてます。
 仮に継続して「雇用」したとしても……閑職に置き陰湿なイジメを連打し「自主的に辞表を出す」ように持って行くだけですよ。

 これだから世の中を知らない役人はダメなんです。
 そして、もっとダメなのは、役人よりは世の中を少しは知っているはずの民間上がりの政治家が何もしないこと、なのですよ。

 これは消費税増税でも同じで。
 ある程度、世の中を知っているはずの政治家どもが財務省の言いなりになってしまっている悲劇。
 はっきり言って10%で済むはずありません。財務省は最低でも20%を目論んでいるはずです。
 その根拠はヨーロッパの税率を参考にというわけです。ヨーロッパでは食品等々の生活必需品への考慮がきちんとなされている事実などガチ無視してね(けっ)。

 今の官僚と政治家(と、その家族)全員を銃殺にして総入れ替えでもしない限り、日本の政治は改善しないんじゃね?
(人、それを革命と呼ぶ)