68歳は早すぎます。
なのでてっきり、忙しい漫画家さんにありがちな不摂生や持病があったのかと思いました。Gペンや羽箒などと並べて煙草を「仕事道具」として挙げられるほどのスモーカーでいらっしゃいましたし。
急性硬膜下血腫。
事故や格闘技などなど、頭部への衝撃で起こるそうですね。
うっかり転ぶとかなさったのでしょうか。
失礼を承知で正直申し上げて、早起きが嫌で会社を辞めてそれからブラブラが限界になって賞金目的で漫画を描き始めた、なんて経歴はクズのそれです(笑)。※ ただ、その広告代理店は、泉晴紀さんも同時期に勤めておられて、やっぱり居心地が悪かったそうなので、創作の才能ある人にとって問題ありすぎな職場環境だったのかもですね。
デビュー作の『ワンダー・アイランド』は、生意気ながら読者の目をもってしても評価できるレベルではありませんでした。ぶっちゃけ、つまらん。
ただ、その時点で、絵柄が誰の模倣でもなく完全に独自のもので、しかもデフォルメのセンスが超お洒落。
人気が無いからと見捨てなかった Dr.マシリトの大功績でもあると思います。
百歳になっても創作できる人のはずでしたのに。
神様も何とももったいないことをしてくれました。
言っちまうけどさ。
オイラが道を踏み外して、いまだにモノにもならずただただ迷い道してるのは、この人のせいなんだからな(爆)。
合掌。
いや、R.I.P. のほうが適切なのかな?