(旧暦 長月十二日)

 後が絶えませんね……。

https://news.yahoo.co.jp/articles/110d297d64ba3416505547e9b403939df83ad207

 道交法上は車が全面的に悪いのでしょう。

 でもね。
 歩行者や自転車などなど、いわゆる交通弱者が、ただただ自分の優先にこだわるのは、はっきり言って愚かだと考えます。
 だって、判るでしょ? 自分が法的に正しくてもね。事故になって物理的に酷いことになるのは歩行者と車と、どっちです?
 それを考えれば、優先順位にこだわるよりも、自分を守る動きをすべきなのは明々白々。
 まして、今はスマホながら運転がワラワラいます。青信号で横断歩道ですら危険がいっぱいなのです。
 少なくとも、私は横断歩道を渡る際、運転手の顔を観察しながら歩いてますよ。いや、こっち見てないどころか、きちんと止まらずトロトロ転がしてるバカもいるんだよ。これだからAT車は! と極論言いたいぜ。

 一方で。
 信号の無い横断歩道を、車の流れを無視して強引に渡る歩行者(道交法でも、急ブレーキかけてまで後方車に追突されてまで横断者を通せ、とは書いてないよね?)。
「止まれ」の標識があるのに、左右の確認もせず減速もせず十字路に入る自転車。
 などなど、確実に交通弱者のほうが悪い例も多い。これでも、基本的には車が加害者とされるんだよなあ。
 記事の場合がどうかは判りませんが。大型トラックの左脇を平気な顔して走ってる自転車もいますからね。特にパッツンパッツンに身を包んで全力疾走のロードバイク乗り。あれ、見てて怖すぎる。

「道は譲り合い」
 というのは理想であり、もっと言えば綺麗事です。
「公道に出たら敵だらけ。歩行者は当たり屋、車はアサシン」
 くらいの気持ちで自己防衛に徹するほうが正しい。
 その意味で、かつてあった
「交通戦争」
 という言葉は真理を突いていたと言えますね。
 実のところ、歩いててでも車ででも、私が相手に道を譲るのは決して善意からではなく、ただ単に「相手を信用していないから」に他なりません。DQNかもしれない奴をさっさと行かせてるだけのこと。

 車を運転する者の端くれとして。
 自分を罠にかけようと狙っている歩行者や自転車がウヨウヨしてるから公道は怖い。
 に尽きるのです。
 不便さえなければ、運転したくないよ。