https://news.yahoo.co.jp/articles/38011a248f60e38b14cb8f0d25fa97fee31463de
記事の中では「ソフトウェア」とありますが。
要するに、工口Vのことですよね(笑)。工口の浸透率でβはVHSに完敗した。
βは本当に良かった。
両方式を使った者の端くれとして申しますが、性能・機能では勝負になりません。βの圧勝です。
VHS派が知ったかで「βはテープが伸びる」とか言いやがってましたがね。伸びるのはVHSのM字ローディングのほうですよ。テープを二箇所も鋭角に引っ張るんですから。しかも、停止・再生のたびにテープを、引っ張り出す⇔巻き取る、と繰り返すんですから。
対して、すぐにプロ用規格ともなったUマチック(通称「¾」)から継承したβのU型ローディングは、装填時にテープをヘッド・ドラムに巻き付けたまま再生や早送りをする。取り出すまでテープをカセット内に戻しはしない。よって、テープへの負荷はVHSより少ない道理。
後に出た8ミリビデオも、βと同じくU型ローディングで高性能を発揮しましたし。
民生用の Betamax はともかくとして、プロ用の BETACAM がアナログ録画の終焉まで完走したばかりか、デジタル方式になってなお健在ということを考えても、β方式の優秀さが自ずと判るというもの(民生用はなぁ、例のソ*ータイマーもネックだったんだよなぁ……)。
技術力に走った結果の敗北という点では、ドリームキャストにも似てる気がしますね。
ドリキャスも性能面では PS2 を圧倒してた。とにかくネット機能が凄かった。
でも、市場の動向を読み切れなかった。
ドリキャス……良いハードだと思いますよ、今でも。
β……VHSに降伏
LD……VHDを蹂躙
DAT……DCCに圧勝だがMDに完敗
ドリキャス……自滅
なお自分は DVD-Audio と SACD の闘争には不参戦
ふむ。
オイラの選択は一勝二敗一分一棄権か。
まあ、ほぼほぼ一勝四敗ですが(実は当時、テクニクスの DVD-Audio プレーヤを買おうかと悩んでた。orz)。