甲子、一粒万倍日、不成就日 (旧暦 文月十九日)

 主人公は、そろそろ進路を決めなきゃならない高校生(決まらないならとりあえず「王様になるよ」とでも書けばいいのに)。
 母親は桜の代紋が付いた巨大ヨーヨーで強敵ですら倒しそうな人♪(仮面繋がり?)

 ヒロインは主人公のクラスメートで錬金術師(「指輪の魔法使い」ならぬ「指輪の錬金術師」とな)。
 担任も錬金術師(どうも学校全体が怪しい)。

 ライダー勢は欧州ルネサンス錬金術
 敵は古代エジプト錬金術アトロポス、クロトー、ラケシスと来たか)。
 という対立構図で。
 この両者が 101体いるケミー(ケミカルから?)なるモンスター群を取り合う。
 ケミーをエジプト勢の人が取り込むと怪人化。
 ケミーをカードに封印したうえでドライバーに二枚入れるとライダーになる。
 二枚ってのは『ビルド』のベストマッチを思い出します。
 が、タロット・カードのコンビネーション・リーディングっぽくもある。今では偽学説となってるけど、かつてはタロット古代エジプト起源説ってあったんですよね。

 謎の強そうな男から主人公がアイテムを託されるのは『聖刃』でもやってましたし。
 声が副ヘッドのホッパー1はモロにライダー顔で。
 声が飛影の、線路を敷きながらどこでも構わず走るスチームライナーはモロにデンライナーで。

 どうしてもパーツは似てしまいますね。
 特に今作品は、逃げたモンスターたちをカードに封印するルールのようですから、それこそ『剣』の展開に近くなってしまいそうで。

 闘いが終わったら錬金術の力で人々の記憶を抹消して解決ってのは……どれかにあったっけ?
 映画『M.I.B.』の手法ですがね。



 しばらくは物語世界を理解するだけで精一杯だと思います。