引き続き『美の壺』ネタ。
『美の壺』スタッフも反省したのか、「蕎麦」をやりなおしたようですね。
2021年の「伝統を味わう 蕎麦」が、ようやく地上波で観られました。
これですよこれ。これぞ蕎麦。
何年か前のあれは酷かった。本当に酷すぎた。
「江戸の蕎麦」と銘打ちながら、創作料理的な奇抜な盛り付けとか、歪でド派手な器とかばっか。大量の金粉を振りまいた二代目・和の鉄人を思い出す、料理の根底を見失った、まちがったアーティスト根性(成金相手の商売としては大正解なんでしょうね……藁)。
挙げ句の果ては評論家気取りの音楽家氏が、お上品に箸でつまんだ蕎麦を静かにお口に運んでクチャクチャクチャクチャ…………阿呆か! 音楽家は音楽で稼いでりゃいいんですよ。蕎麦喰うのは好き好きだけど、蕎麦評論家気取ってんじゃないよ。
蕎麦の本質を無視、ただ見てくれだけを追及したあの回は、もう廃版でいいですね。
いや、反省の意味を込めて黒歴史として遺したほうがいいのかな?
名古屋に、まともな蕎麦屋さんが何軒あることやら。
中にはジャズ流す勘違い店もありますからなー。
『美の壺』のBGMがブルーノートなのは無問題ですけど。
ジャズ聴きながら蕎麦手繰りたくないよ。
あそこ、ツユもただただ塩っぱいだけだったからなー。