一味のトップがフィリピンの収容所から詐欺や強盗の指示を出していた。
という件に関して。
その収容所の中で、お金のある連中が係員に物品を融通されてるだとか、個室が与えられてるだとか、所内で商売してるだとか、賭博まで仕切ってるだとか。
不謹慎ですが、帝愛の地下でやりたい放題だった大槻を連想しました。
まさか、犯罪者があれを真似たわけではないだろうから、むしろ帝愛地下がフィリピンに取材した結果なのかもしれないな。
などと思ってしまいました。
とにかく一刻も早い身柄の引き渡しを。
とは言え、相手はカネでどうにでも動くフィリピンだからなあ。収容者からカネが搾り取れる間は、あーだこーだと言い訳して結論を引き延ばしてくるような気がする。
これはもちろん私見なのですが。
犯罪防止のためには、やはり「見せしめ」が必要なんじゃないですかね。つまり公開処刑。
徳川政権下では、死刑に以下の区別というかランク分けがありました(町方限定。武家は基本、切腹ですから)。
※ 下手人
もっとも軽い死刑。
牢内で斬首。
これだけは遺体の埋葬が遺族などに許可される。
※ 死罪
「十両盗めば首が飛ぶ」というアレ。
斬首の後、胴体を新刀で試し切り。
斬首しない「生き胴試し」もあったと聞く。
※ 獄門
強盗殺人や不義密通などに課す、いわゆる晒し首。
斬首の後に、罪状とともに首を晒される。
※ 磔
隠れ切支丹、通貨偽造、関所破りなどに課す。
生きたまま晒されて、それから槍で何度も(急所を外して)突かれる。
隠れ切支丹だからイエスと同じ扱いなのかな? と思うほど似てる。
※ 鋸挽
主殺(上役や親を手に掛ける)に課す。
本来は鋸で首をギーコギーコだが、残虐すぎて執行人が嫌がった。
ために、首だけ地上に出して生き埋め放置の後、磔にしたそうな。
※ 火罪
放火犯に課せられる火炙りの刑。
有名なのが八百屋お七。
それぞれ罪の重さに応じて、執行前に市中引き回しがオプション追加されることもある。
時代劇でよく観るシーン。
さすがに現代に、ここまでのものは不要とは思います。
ただ、「見せしめ」は必要なんじゃないかな、と。
まあ公開処刑なんて、社会派・人権派の連中が猛反対するでしょうけどね。
そこで提案。
凶悪犯限定で死刑見学を強制する、というのはどうでしょう。一般公開するのではなく、囚人だけに限定公開。
死刑でない凶悪犯は懲役刑、つまりは、いずれシャバに出ます。なので、この連中にだけは再犯防止のためにトラウマを植え付けるべきではないかと。
本当は凶悪犯だけでなく、過失でない故意の犯罪者すべてに強制見学させたらいいと思いますけどね。
それもダメなら、やっぱり「目には目を歯には歯を」のハムラビ法典かな。
例えば、百万円騙したら罰金一千万円とか、相手の片腕を折ったなら両腕潰すとか。
刑が加害より重くないと効果ないと思いますよ。
百万円の不正が十万円の罰金で済むならお得と考えるでしょ、そーゆー輩は。
ただし死刑については、冤罪率ゼロを確立することが大前提ですけどね。
よって現状では、妖之佑は「死刑反対」の立場です。
U.S.A. みたく、罪の積み重ねで「刑期二百年」とかがベターかな。