そもそも国連安保理の常任理事国は、U.S.A. 、U.K. 、仏蘭西、ソ連、中華民国の五ヶ国でした。
そして。
露西亜はソ連ではない。中華人民共和国は中華民国ではない。
なのに、この二ヶ国はシレッと常任理事国の椅子にふんぞり返っている。
おかしいですよね。
国連が中華民国を追い出して中華人民共和国を迎え入れたとき、なぜ常任理事国のポジションまで与えたのか?
ソ連が崩壊したとき、国連はなぜ露西亜に常任理事国のポジションを与えたのか?
この二つの過ちこそ、今の状況の根源だと考えます。
はっきり言いまして。
露西亜も中華人民共和国も、常任理事国の椅子に割り込んだだけで、正当な資格など元々なかったんですよ。
よって、この二ヶ国の拒否権など無効です。
とは言え今さら、どうにもならないんでしょうから。
そろそろ旧態依然とした国連を解体、新たな二十一世紀の国際組織を興すべきなのでは?
しょせん国連なんて、第二次大戦の戦勝国のため(だけ)の組織なんだし。
と思うのでした。