冬至、納めの大師 (旧暦 霜月七日、山神祭)

 良い最終回だった(笑)。
 ラスボスは倒れたし、みんなは笑顔になったし、消えた賢人も報われただろうし。
 じゃなくて。
 次回、いきなり飛羽真と組織がガチ対立の気配。
 カリバーの言い遺した組織内部の裏切り者って、やっぱり南極側なのかな。あまりにもあからさまなので、ミスリードだと感じてるんですけどね。
 いくらか愛嬌もあったデザストですが、今回の件で悪党確定。平成令和を通して、あそこまで判りやすい殺人を犯す悪役は最近では少数派だよな。





 あのひねくれ者が再登場するとはね。
 しかも真面目に治療を受けてて、真面目に応募用イラストを作成してて(折り畳みナイフの不穏な映像からの鉛筆の削りカスには笑える)。
 なのに未確認生命体事件のせいで、応募締め切りに間に合わず……いちおうは同情するけど、こーゆーのはな、何日かの余裕を取っておくべきだと思うぞ。当日ギリギリに提出ってのは売れっ子プロだけが許されることだからな。
 で、五代に逆恨みというのはもう救えない。
 たしかに、五代って第一印象は最悪に近い。ヘラヘラ笑って手渡された名刺が「夢を追う男」って、どう見ても胡散臭いからね。
 そんなのが第4号に変身して怪人倒したら、そりゃー「超能力あるから楽勝でいいよな」ってやっかみも出て仕方ない。
 でも、五代と交流ある人たちは知ってるけど、ああ見えて努力家だから。初めてクウガになって、それでも何とかなったのは、それ以前から五代が千九百九十九の技(バイクのテクとか、特に青のときに見せる拳法の型とか)を会得していたからに他なりません。某陰気なクセっ毛の工学系少年みたく新型MSの性能で勝てたわけではないのですよ。
 それをあいつが理解するかどうかは怪しいですけどねぇ。
 前は地下とか廃屋とかにたむろしてたグロンギが、今や高層ビルの高級カジノとか、どんだけ待遇が違うんだか(笑)。服装もラフなノースリーブだったのが、今の連中みんな高級そうなヤツ着てるし(爆)。





 巷では『ウルトラマンZ』が大好評だったらしい。
 観ておけばよかったかな?