十方暮入 (旧暦 弥生七日)

 なんてこったぃ。orz

 自分のアンテナが低すぎるのは常々自覚していることではあるのです。
 が。
 今回も、ぬかった。

 例の超ロングセラーのラジオ、ソニー ICF-EX5MK2 。
 生産終了してましたとさ。あはははは。

 三月中に出荷が終わったようですね。
 気づいた時点で、もうどこにも在庫がありゃせんですよ。

 まあ、どうしても欲しいってほどではないんです。
 前にも言ってますが、自分、クーガやスカイセンサーの稼働品を持ってますからね。質感はもちろんのこと、性能面でも、たぶん EX5 より上のはず。
 EX5 は店頭で見たり触れたりしての印象が「安っぽい」でしたからねー。それで所有欲が沸かなかった。遠方の中波局を聴くにしても、クーガやスカイセンサーたちで充分ですし(壊れない限りは……)。

 でもまあ、そのうち買ってもいいかな、程度には関心を持ってましたよ。新品で手に入るというのは大きなメリットですし。
 しかし、これで終わりましたね。もう EX5 を手に入れることは、ないと思います。

 繰り返しになりますが、クーガやスカイセンサーなど往年のアナログ名機群に比べれば、EX5 はコストダウンまみれで魅力に欠けます。性能面はともかくね。
 EX5 の存在価値は「現行のアナログ式高性能ラジオ」ということにつきます。つまり「現行」が消えた時点で、もはや価値はない。いえ、メーカー・サポートがある間は“準現行”としても良いでしょう。それでも、じきに過去の品となる。
 無論、生産終了を受けての各所での高額販売を相手にする意味などありません。連中には肩すかしを喰らわせて大損させるべきです(SW23 のときも、ひどかったよな〜)。

 ああ、これで SW23 に続き、十和田の名機を逃したことに……。ICF−801 も逃したしなー。
 アンテナの低さ、何とかならんものか。は〜。

 て言うか、ソニー十和田オーディオとの関係を清算するつもりかな?
 たしか、十和田は新生アイワに付くって話だったから、その影響かもですね。
 だとしても、今後のアイワから魅力あるラジオが出てくるとは思えない。て言うか、たいへんに失礼ながら、アイワの未来そのものが外野から見てて怪しいし。(;^_^A

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 追記です。
 新たなアイワは、十和田オーディオが「アイワ」の使用権を得てのものだそうです。つまり十和田オーディオがアイワそのもの。
 そうなると、大成功を祈りたいですね。