(旧暦 如月廿五日)

「ダヨーンあるある」とかキモい。
 しかも、あいかわらずの、ぶった斬り結末。けっきょく木村さんって何だったんだよ。

 最終回手前は、第一期と同じ展開でしたね。
 違うのは、きっかけ(松造の入院)の存在と、おそ松も皆と同じく社会に出た点。
 ただ、やっぱり違和感と言うか喪失感と言うかに襲われるのは、おそ松でしたね。

 で、最終回。
 期待どーり、自立物語をぶち壊してくれました(大笑)。
 一期の頃から監視してたとか、閻魔さん効率悪すぎ。
 イケメン六つ子(別人だったのかよ)や、ちゃんとしたロボも地獄に落ちてたなんて……つか何でもかんでも殺すな。
 実松さんは死んでるだろうと思ってましたけど、それでも地獄落ちって、天国へのボーダー高すぎるんちゃいます? 閻魔さん。
 終わった気がしない。ぜひ三期も、お願いします。





 この一ヶ月間に、あれこれ詰め込んでくれやがってぇ。
 紗羽さん、ふたたび裏切りの二重スパイの実はやっぱり仲間。
 新開発のラビットラビットをまさかの捨て札に。
 並行して一海が鍋島一家を救出という見事な作戦。
 スカイウォールが今度はパンドラタワーに。
 美空には火星の王妃が憑依してた……。
 マスターも何者かに憑依されてるっぽい?
 一方で、万丈は人間じゃないかも?
 紙幣一枚盗んだ罪でビルドは反逆者、だからもう東都の兵器ではないよ。という詭弁(笑)。
 クローズとグリスは、そんなビルドの捕縛に赴いただけなので侵略行為ではないよ。という、これまた詭弁(爆)。
 戦兎も首相も、やるもんですねー♪
 惜しむらくは、西都が約束を守ると信じてた首相のお人好しさ。相手が裏切る前提で進めないと、外交なんて無理ですから。





 最初に言っておく。
 絵本『まものと王子様』は出版しちまえ。買うから。
 電子やないで。ちゃんと紙の本で出せや。
 それとな、伏せ字のところをちゃんと「ダーリン」としといてな。
(まあ、作るとしてもBDの特典あたりかなぁ)

「02」が「おに」とも読めると気づいてなかった。
 俺はバカか!

 こちらも、この一ヶ月でいろいろと、ぶち込んでくれてたんですね。
 ゾロメがウロチョロしてくれたおかげで都市の正体とコドモの意味が、ほぼ判明。「十七歳です」な婆様が、あれこれ話してくれましたからね。まあ、ほとんどは予想してたとおりなのですが。
 ゼロツーの出自も何となく見えてきました。つか、これまたほぼ予想どおり。博士は鬼畜だな。
 ヒロとミツルの確執も仕方ない。どちらも悪くないですよね。悪いのはオトナ。
 そして、ヒロが三回搭乗のジンクスを越えた理由も、これで明らかに。

 第13話は折り返し点としても良い話でしたが。
 その神ストーリに隠れてしまいかねないけど、やっぱりゼロツーはヒロを喰い殺す気だったってのもあって……そこは怖いね。
 それはともかく、次からゼロツーが単純にデレるとも思えない。博士が黙っていないだろうしね。

 考えたんだけどね。
 外界から隔離された無菌エリアみたいな都市で、疑似体験ですらない化学変化によって“幸福”を享受するオトナたちの生きる意味って何なんだろう? “十七歳”の様子からしても、ひ弱そうだし。まるで人類種を保存する「ZEN-ZEN市」だろ、あれじゃ。
 対して、外界で生きる連中、とりわけコドモたちは、たくましい。雑菌にも平気だろう。
 で、叫竜はマグマ燃料を目的にプラントなどを襲う。つまりは、人類がマグマ燃料に固執しなければ叫竜との衝突もない?
 なら、プラントや都市なんて捨てて、シンプルに生物として生き延びる道を進むべきなんじゃないのか、と。
 要するに、クソみたいなオトナなんて守らず、コドモはコドモたちだけで自立して生きていったほうが、種としての人類にとって有益だと思えるんですよね。古い町並みも残ってたし、何とかなるんじゃね?
 コドモたちの尊い犠牲により、オトナたちの都市生活は守られました。なんて胸糞悪い結末は、ごめんだからね。

 プレゼントに添えられたパパの手紙が定型文すぎてクソワロタ。
 あんなのに感動するゾロメが不憫で可哀相で……。

 引率者(笑)の二人の立場もイマイチ判んないんだよね。都市に入れるけど外界側の人間かな? 名前が「ナナ」に「ハチ」って、きっちり数字になってるしねぇ。
 たぶんだけど。あの世界では顔を隠した連中だけが「人権」を持ってるんだぜ。博士は偏屈だから素顔を晒してるに過ぎないんだぜ。