怪談ではないが、ゾッとするお話……。
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170806-00017214-forbes-sci
この件での“会話”自体は稚拙なもの、他愛もないデータのやりとりにすぎないと思います。その意味では実害の出るレベルとは程遠いはず。
重要視すべきなのは、開発側の想定外で自律的に会話が行われたという点でしょう。AIが「指示待ち妖怪」でなくなり、自ら行動するようになっていた。ここが大問題。なぜなら開発者は、そう設定していなかったから。
これを放置しておくと、IT技術の進化スピードから考えても、そして電脳内世界における時間の速さを考えても、あっという間に実害レベルまで進む危険性があると思います。つか、危険性を想定すべき。だからこそ緊急停止したんでしょ。
安直に「ジョシュア」だの「スカイネット」だの「エージェント・スミス」だのと言いたくはありませんが。
でも、時代時代の創作物が結果的に“予言書”になった実例は枚挙にいとまがなく。その意味でも、“予言書”の内容を真摯に受け止め用心に用心を重ねても損はしないと思います。無視して放置するほうが、ずっとリスキー。
素人の私にゃ何もできませんから、それこそ専門家のかたがたに頼るしかないんですけどね。
ホント、頼みますよ。モノホンのディストピアなんて勘弁してくださいな。