(旧暦 卯月廿六日)

 別に芸能人のスキャンダルに興味などないのです。
 ただ、この人の今回のケースは単なる「不倫」では留まらず、「複数のファンと」という点に気持ち悪さを憶えます。これじゃ、いわゆる「ヤリチン」ですよね。
 いや、それでも別に芸能人のすることですから、基本的には、どーでもいいのです。各自ご自身のことですから好き勝手になさればいい。
 しかしながら。
 この人、二枚目俳優というイメージをぶち壊すリスクを怖れずに『ガキ使SP』でお笑い芸人ばりの体を張ったギャグをかましたり、座敷童を求めて全国飛び回ったりしているじゃありませんか。そのギャップに好感を憶えた視聴者は多いと思います。
 そこにきての、この文春砲。ご本人も認めているそうなので誤報ではない。
 となるとね。
 座敷童探訪は女性視聴者に自分を売り込む目的のものであり、実は座敷童なんて信じてないんじゃね? 興味があるのは人間の♀(の股間)だけなんじゃね? という不信感が、どうしても持ち上がってくるのですよ。
 あれだけ仲良かったはずの座敷童さんたちの御加護がなかったってことは……そういうことなのかもしれませんね。





 都心でもプロパン使ってるんだ、まだ。

 もう随分と昔のことですが。
 自宅から相当に離れた場所でのプロパン爆発事故で、物凄い爆音が聞こえたんですよね。雷鳴もかくやというほどに。十数キロどころじゃなかったと思う、距離。
 ガスの破壊力に驚いたものですよ。いや本当に怖いったら……。

 しかも、今回のが事故ではなく事件がらみということに、びっくりです。
 考えたらガスの充満したボンベが自宅の外壁に引っ付いてるなんて危険ですよねぇ。わざと衝突する自爆テロも可能なわけですし。もう昭和は二つ前なんだから、そろそろ仕様変更を考えるべきではないですかね。





 ウイルス研究の必要性は理解できます。そのために施設の安全管理をあれこれやっていることも理解できます……が。
 例え設備が完璧であったとしても、それを扱う人間は完璧にほど遠い不完全生物です。ヒューマン・エラーをどう予防するのか、それがしっかり確定しない限り、近隣住民のかたがたが不安になるのは、あたりまえです。「想定外」という言葉で責任逃れするのが見え見えの、テロや直下型地震も怖いし。
 原発問題で、よく言われるじゃありませんか。「そんなに原発が好きなら、電力消費してる都心のド真ん中に作れよ。安全なんだろ?」って。
 同じことです。あくまでも「安全だ」と言い張るのなら、エボラを持ち込むと言うのなら、厚労相厚労省幹部、所長たちは子や孫を連れて、国立感染症研究所に隣接した家に引っ越すべきです。
 それをしないで「安全です」を連呼しても説得力なんてカケラもありません。

 離島とかに作れないのかなぁ、研究施設。
 あー、でも離島だと、かえってテロと言うかウイルス泥棒の標的になるか。
 研究が必要だというのは本当によく判る話なんですが。とにかく、やりかたが近隣の人たちに対して一方的すぎますね。冷淡と言うべきかも。