(旧暦 水無月十五日)

 漫画やアニメが原作、ってのは、それなりにありますけど。

 ラノベを原作にハリウッドが映画化。
 というのは、ひょっとして初なのではないでしょうか。

 しかしながらループ物となりますと、U.S.A. の『STAR TREK』シリーズに名エピソードが、いくつかありましたからね。
 日本産のループ物が U.S.A. 作品に影響されて、というのは多いんじゃないかな。
 そして今度は、U.S.A. がその中の一つを原作として利用する。言わば逆輸入。

 古くは、スーパーマンバットマンの影響で日本にタイツ・ヒーローがわんさか沸いたり。
七人の侍』が『荒野の七人』になったり。
 水爆怪獣に触発されて巨大な人喰い鮫が大暴れしたり。
 日米のキャッチボールで互いに進化していくのは良い関係と言えるでしょうね。
 まあ中には実写版『ドラゴンボール』みたく意味不明な代物も出てきますが……(笑)。


 ちゃんと交渉して映像化権を得、原作も表記する姿勢を、自分の著作権には五月蠅いクセに平気で盗作する某D社は見習うべきだと思います。
 ったく、同じ U.S.A. で、どうしてこーも違うのか。


 そう言えば。
 別のハリウッド作品に、『サイコパス』似なものがあるそうですね。
 単に設定の一部が似ているだけだそうですが、それでも参考にした可能性はありそうだな(笑)。