例えばの話。
維新で武士が消え。
敗戦によって華族が消え。
戦後の技術革新のため活動写真の弁士が消えた。
今はフィルムの衰退を受け、ラボが減った。
フィルムの現像&焼き付け技術も、じきに表舞台から消え去るだろう。
などなど時代によって消え去る肩書き・職業は枚挙にいとまがない。
武士の消滅によって失業するかに見えた刀鍛冶の大半は扱う物を包丁や大工道具、農耕具などに乗り換えて生き残った。
弁士は他の喋る仕事に乗り換えることで生き延びた。
フィルムと印画紙をメーカーが製造してくれる限りは、好事家によって銀塩の技術は保存・継承されるだろう。
フィルム同様に心配なのが、アニメにおける手描きセルの技術なんだよね。
さらに言うなら、プロ漫画家も、じきにPCでしか描かなくなりそうで。
反面。
文章書きが基本、PCや、それに類するアイテム(ポメラなどね)によってなされる今でも、万年筆に代表される文房具が決して衰退しないのが不思議でもあり嬉しくもあり。
などと、何とはなしに、時代の変化に翻弄されるものに思いを馳せてみた。
ので、文章は支離滅裂。
まあ、いいじゃん。