(旧暦 神無月十一日)

 安倍元総理が言っている、あれこれ。
 相変わらずの過激&極右ですが。

 でもまあ、それに対する野田の批判を受けては。
「あんたにだけは言われたくない」
 というのが本音でしょうね。
 民主はマニフェストをついぞ一つも、まともに実現しませんでしたから。それどころかマニフェストに謳っていた「消費税増税はしない」を平気で覆しましたから。
 そんな大嘘つき集団の一人、鳩ポッポの政界引退が、なぜにニュースなのか本気で判りません。今さら取り上げる価値すらない過去の人だというのに、わざわざ速報で流しましたからねぇ……マスコミの物差しも、よー判らんです。

 で。
 自民と民主の構図は「二大政党」とは言え、実のところは「保守vs保守」という。これは悲劇か? あるいは喜劇か?
 本当の意味の「二大政党」とは「右vs左」「保守vs革新」「経営者vs労働者」という対立構図でなければならないのですが……なぜか日本は同じ色の政党二つが政権を取り合うという救われない状況です。

 そこにきてマスコミの言うところの「第三極」とやらがねぇ。
 石原&橋下のタッグですよ。
 またも保守(あるいは極右)ではありませんか。これで、なぜ「第三極」なんでしょう? 同系色が一つ増えただけやん。

 と言うことで、年末の選挙は保守の三つ巴になりそうで。
 これで保守同士が票を取り合って潰し合う結果、革新が票を伸ばしてくれれば面白くもなろうというものですが、日本は根っから保守が強いですからねぇ……はてさて。

 真の意味での「二大政党」は日本では無理なんでしょうか。
 だとすると、選挙そのものが無意味となりゃせんですか?