自民が支持を得たわけでは決してなくて。
単に民主への失望票・批判票が自民に流れただけのこと。
なのですが。
二世でボンボンな安倍が、それを理解できるはずもありません。
世間知らずな安倍は「国民の全面的支持を得た」とばかりに、やりたい放題しますよ。
※ 憲法改正・第九条の廃止
※ 自衛隊を明確な軍隊として最設置および徴兵制の導入
※ U.S.A. との軍事的関係強化
※ 中露北韓に対する強硬姿勢
※ 原発維持どころか大推進
※ 消費大増税(たぶん15〜20%までは、やる)
自民に投じた人は、これらを考えて入れたんでしょうか?
何も考えずに「民主はダメ、やっぱり自民」と入れただけでしょうね。
この中で個人的に支持できるのは中露北韓に対する毅然たる姿勢くらいなものです。
が。
しょせん打たれ弱い二世ボンボンですからね。特に中が本気の力押しで来た場合、あっさり病気理由で逃げ出すか、あるいは泣いて中に「ごめんなさい」しかねないのが実に不安です。
だいたいが「弱い犬ほどよく吠える」の言葉どおり。安倍に命を賭ける覚悟があるとは思えません。現実を知らないままに、ただ威勢のいいことを言ってるだけでしょう。
さじ加減のできる人が影響力のちゃんとあるブレインとして付かないと危険だと思います。本当に。
反面、これで当面、U.S.A. には見捨てられずにすみそうです(いいように利用されそうではありますが……)。
憲法改正に必要なのは両院それぞれでの2/3議席なのですが。
今回の選挙で自公が衆院2/3を確保。
しかしながら公明が憲法改正にイエスと言うかどうかは微妙でしょう。特に集団的自衛権に批判的ですからね。
しかも参院では自民は過半数も持っていない。
そこにつけ込んで、民主が「仲間に入れて」と擦り寄るような気すら、してきました。
さらに、維新の石原・橋下は国防軍バンザイ派ですからね。
「寄らば大樹の陰」とばかりに大連立の様相すら見えてきたと言えるんじゃないですかね。
そうなると、いよいよ国防軍・徴兵制が現実味を帯びてきます。
「徴兵なんてするはずない」と思っている、そこのあなた。甘いです。
昨日の日記でリンクした記事にあります「民主主義は声を上げない層にしわ寄せが行く」法則からしますとね、基本的に爺ィどもで構成される意思決定組織は自分が戦争に行かないわけですから、選挙に無関心な若者層(自分の子や孫は特例で除外)をどんどん死地に向けますよ。
やっぱり日本の有権者は大バカだわ。
だから大バカな政権しか出てこないんだわ。
あーファントム生みそう。